この頃のこと20230607マカロニのこと

こんにちはこんばんは、そしておはようございます。

やると言ったら急にスイッチ入るタイプでお恥ずかしいやら
なんやらですが、そいういうモードに入ったので今日も少し
つらつらと。

今日はスタジオmmkのオリジナルモデルの一足である
マカロニ、について少し。

このモデルのお披露目は2008年に初めて下駄箱展を
開催した時で、それ以降定期的に関心寄せてくれる方がいて、
教室の生徒さんも作りたいと言ってくれる人が多く。
とにかく嬉しい。

個人的には上から見た時のバンプの切り替えのラインが
好きなんだけど、基本的にはマカロニの持つ印象を変えない
ようにしつつ実はこのラインもその時々で変えていて。



なだらかにしてみたり、くびれ感出してみたり。


で、今はまたオリジナルのこの感じが個人的には気持ちに
バチっとハマるなと。

マカロニは内羽根式の短靴で、構造的にはフォーマルな
靴に用いられる仕様。この様式をカジュアルになりすぎず
でも日常でも履きたくなるカチッとしたフレイバーの一足が
欲しいなと思って作り出しました。

そんな雰囲気の靴を履きたいなと思っている人が多いから、
関心寄せてもらう機会が多いのかも、と最近気がつきました。
昔はちょっと独りよがりだったからね、他の人の目線まで感じ
られてなかったかな。でも独りよがりのモノづくりも奥行きが
あって楽しい。

また書きます。

スタジオmmk 鈴木満美子

この頃のこと20230606

こんにちはこんばんは、おはようございます。
そしてすっかりご無沙汰しております。。

ブログがんばる、
と言いながらちょっと忙しくなるとすぐに滞ってしまうことが
もはや安定状態でお恥ずかしい限りですが。。
おかげさまで元気にやっております。

パンデミック以降の沈み込みも一旦底でターンしたのかな、
少しずつ自分たちが思い描いているようなモノづくりシーンに
戻ってきたかなという感触で、この春はいつも通り春、という
感じに忙しくさせてもらってます。ありがとうございます。

だからってブログ止めていいってわけじゃないんだけども、、

ひとまずリハブとして何も考えず書き始めました。気まぐれに
書いていきますのでお暇つぶしにサラリ読み流してもらえたら
幸せ、です。

ここ数年は親をサポートする立場となり責任世代真っ只中の日々、
ものづくりも自分のこともこれまで通りとはいかず歯痒さが
ありますが、一方で親のサポートを通して得た目線はこれからの
ものづくりにおいて大きな気づきもあり、まだまだやれることが
あるなと感じてます。

いつかまたこの辺りも言語化・具現化できればなと。

また書きます。

スタジオmmk 鈴木満美子

活動のご報告2〜スタジオmmk式アカデミック・アドバンスドクラス〜

こんにちはこんばんは。

またまた少し間が空いてしまいそうになりましたが・・
前回に引き続きこの頃の活動のご報告です。

今回はスタジオmmkのアカデミック部門である靴作り教室、
のさらなる発展形としてこの春から始めたアドバンスドクラスに
ついてです。

簡単にいうと、靴作りの専攻科のような感じです。
でも学校ではなく、あくまで靴作りの深掘り。
正確にいうとスタジオmmkのモノ作りをより
細かく伝えて行くクラス。

学校とは異なるので、専門クラスという表現も
違うかなと思い、スタジオmmk式アカデミック・
アドバンスドクラスという名目にすることにしました。

(元々、靴教室や革小物ワークショップを
スタジオmmk式アカデミックと呼んでいました。
言葉遊び好きが高じてなんでも名前を付けたがる
癖があるもので・・特に深い意味はありません。。)

さて、本題。

靴作り教室は3時間のクラスを月に4回、それぞれの
ペースで靴やカバン、小物類を作る場として開催していますが
長く通ってくれている生徒さんの一人から、靴作りをもっと
深掘りしていきたいとの相談を受けたのが昨年のこと。

「え、私たちでいいの?というかうちで大丈夫なの?
他にもいいところ色々あるよ!」

なんて言葉があっさり出てしまったぐらい、靴工房運営
20年も経つにも関わらず、まだまだ作り手の下っ端と
いう心持ちのままでいた私にとって嬉しいと同時に驚きが
隠しきれず。

というのとは裏腹に、モノづくりを続けて来た中で
技術がないとできないこと、技術があるだけじゃ
どうにもならないこと、足りないことから見えること、
そもそも技術以前の話とか、モノコトの捉え方などなど・・

モノ作りを通して持てるようになったクリアな目線を
伝えて行くこともものづくりの指導者の役割なんじゃないかと、
ここ数年感じてもいて。

ただ靴教室は基本的に楽しくものづくりと向き合う場のまま
にしておきたいな、と。ものづくりは楽しさを見出すほど苦しさも
生まれるのが現実なので、教室の皆さんとも良き関係を築けているし
このままのスタイルもいいかなとという思い始めていた矢先の
今回の相談。

今こそ自分たちのものづくりをこれまでと違った角度から
伝えられる良いチャンスなんじゃないのだろうか?と自分自身に
問いかけ、アドバンスドクラスという名義で始めることにしました。

始まったばかりでまだまだ手探り状態なのもあり、
今はまだ自分たち側からの目線が優先となってしまってますが、
せっかくもらった良い機会なので忘れかけていた指導を
受ける側の視点を思い出していけたらなとも。

まだまだ続く(と思っている)自分たちのものづくり人生。
今回新たに始めたプロジェクトを通して、新たな視線が
持てるかな?と自分自身にも期待。

アドバンスドクラスについてはまた書いていこうと思います。
引き続きよろしくお願いします。

なお、アドバンスドクラスは現時点では定期募集は特に
考えてはいなくて、靴教室でのものづくりを通してもっと
深掘りしていきたいなと思ってくれた方との個別対応と
していくつもりです。まずは靴作り教室へご参加いただき、
スタジオmmkのものづくりを知ってもらえたら嬉しいなと
思います。よろしくお願いします。

靴作り教室についてはこちらから。
生徒さん作の靴や鞄のページはこちらより。

活動のご報告1〜靴屋のエプロン〜

こんにちは、こんばんは。

前回の投稿でも書いたのですが、2022年に取り掛かったこと
2023年に取り掛かることを少しずつこちらに残していきます。

時系列が前後したり、後は季節感が外れてたりとあるんですが・・
軽やかにお付き合いいただけたら嬉しいです。

まずは、これまでもこのブログでも話題にしてきた
靴屋のエプロンについてです。

おかげさまでこの春で工房を構えて丸20年。

腰紐を締め直し、この先の20年もしっかりとでも軽やかにものづくりと
向き合っていきたいという気持ちを込めました。

この度製作した分は全て完売となりましたが、
活動のご報告として、また今後製作することになった場合の
カタログのような位置付けとして、こちらに記録させてください。
(たくさんのご利用をありがとうございました)

以前に投稿した内容と少し重複する部分のありますが改めて
よろしくお願いします。

以下靴屋のエプロンの詳細です。
ーーーーーーーー

とにかく作業をする上で、できるだけ着用という点でも
作業着としてもストレスが少ないエプロンを目指して作りました。

もちろん、「靴屋の」なんてつけてますが、別に靴屋だけのためでなく
どんな立場の方にも気軽にでも便利に使っていただける一枚に仕上がりました。

形は至ってシンプルはホルタータイプで腰紐で留める形です。

ですが、よくあるエプロンを作っては話にならず。
これまで不便を感じていた点を洗い出し、改良しました。

まずは首紐。


首紐自体を外せるように、そして長さ調整がしやすいように
各側2段階計4段階で長さ調整をできるようにしました。


作業によって理想の首紐の収まり(正確には胸当て部分の収まりぐあい)
は異なるため、細かく変えられるようになって作業がグッと楽になりました。

また、外せることで首紐だけを洗濯、というお手入れも可能に。
(洗い替え用にスペアもお付けしました)

首紐を外せるようにしたことで、胸当て部分を内側に折り返して
使うとギャルソンエプロンのような使い方も。


この使い方は想定外でしたが、首紐が裾から出てこず便利だなと思い
お求めくださった方にもおすすめしました。

そして今回このエプロンを作る上で一番力を入れたのはポケットです。

一般的にエプロンのポケットは前面の胸部、または腹部あたりに
取り付けられていることが多いのですが、靴づくりにおいてとても
融通が効かないなといつも感じていました。屑はたまるし、靴に当たるし
座ったままだと物の出し入れもしづらいし・・
かと言ってポケットがないのは融通の効かなさを超える不便さ。

そこでどこにどのような形状のポケットがあると便利だろうかと
考えた時に、カーゴパンツを履いた時のあのポケットの便利さを
思い出し、着用した時にお尻の辺りに来るように立体型のポケットを
つけました。

屑は入らないし、ポケットに電話を入れておいても座ったままでサッと
取り出せるし、立ちっぱなしの時に持て余してた手もポケットに
すっと手を入れておくとなんか落ち着くし、食べたお菓子の個包装袋も
サッと入れられるし・・といいことづくめ。

このポケットがこのエプロン作りでの一番の手間でしたが一番の達成感です。

なお、今回ご用意したのは全部で8色。


左→右
ネイビー→モーブ→グレー→ピンク


左→右
カラシ→カーキ→ブラウン→黒

素材はリネン100%の厚地のものを探していたところ、
「冬リネン」と呼ばれる生地を起毛させた理想的な厚地で柔らかい
素材に出会いました。

近江麻で有名な滋賀県で織られた麻地を大阪の泉州で仕上げの加工を
されたものとのこと。

この生地を加工している大阪の工場は元々はウール素材を起毛させる
技術が高い工場とのことで、実際にその程よい起毛具合のおかげで
洋服に程よく乗っかり動きを妨げず、着用ストレスがより軽減されているな
と感じています。

布の世界はまだまだ勉強が足りないことが多いですが、理想を求めて
探し続けていると革と同じように偶然出会えるということを再認識でき
そしてまた一つ信頼できる業者さんと出会えた嬉しい活動になりました。

元々は全ての詳細をお伝えした上で販売開始となるべきでしたが・・
こちらの諸事情によりご紹介前に販売終了となってしまったことは
不手際だったなと反省しています。

気持ち的にはなかなか大きい仕事だったので、当分布仕事をやることは
ないとは思うのですが、反響もいただいたのでまたいつか何かのタイミングで
製作することをお約束して活動報告を締めたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
改めまして、これからもスタジオmmkをよろしくお願いします。

この頃のこと20230212

こんにちはこんばんは。

そして、随分と本当に随分とご無沙汰してしまいました。
皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

前回も久しぶりであることを恥じるスタートからのブログ記事でしたが・
気がつけば年が明け、年度末が見える時期に。

あぁ、自分のキャパのなさが情けないですが。。
心も新たに、
今年もよろしくお願いします。

いわゆる責任世代というものに入り、自分達以外のことにも
時間を要する日々が続いていますが、スタジオmmkは元気に
やっておりました。

2022年に取り組んだこと、2023年から取り組むこと、
お伝えしたいことや生徒さんの靴のご紹介などなど、HPに
載せたいことが山ほどあるのですが、時系列が少し前後
しながらブログにしたためていこうと思います。
ゆるりとお付き合いいただけたら嬉しいです。

2023年は工房を立ち上げてマルッと20年。
続けられたことにただただ感謝。
関わってくれるすべての方々に恩返しの気持ちを持って
日々過ごしたいなと思います。

改めまして、今年もよろしくお願いします。

スタジオmmk 鈴木満美子

靴屋のエプロンについて01

こんにちはこんばんは。

舌の根が乾かぬうちに、
とは自分のためにある言葉と言わんばかりに、前回
ブログをちゃんと書こうと思っているみたいなフレーズを
口ずさんだのに、結局また1ヶ月以上空いてしまい・・

お恥ずかしながら1ヶ月以上ぶりに、改めまして
こんにちはこんばんは。

前回は靴屋のエプロンを作っています、
とお伝えしておりましたが、形は決まり色展開しながら
製作に入りました。今日からその詳細を少しずつ。

靴屋のエプロンを作るにあたり、そのエプロンに
求めることをリストアップしました。

1、作業を安全に行えること
2、お手入れしやすい素材であること
3、好きな色合いであること

優先順位的には圧倒的に1番は大切に、
でもそれをしっかり機能させるために2、3は
1番と僅差なぐらいに外せない要素として、
靴屋のエプロン開発を始めました。

今日は1の「作業を安全に行えること」について。

当たり前なのですが、エプロンは靴作りに限らず
安全にそしてその作業に集中できるように、
そしてお洋服や体を守る作業着であるべきと思います。

例えばお料理をしているときに、ちょっとゆったり
したシャツ類などを着ているのにエプロンをせずに
火を扱ったり水を使うとその裾のたるみが邪魔をして
作業がしづらいだけでなく、引火や濡れ・汚れの原因に。

エプロン一枚身につけているだけでそのリスクはぐっと
下げられる。その感覚と全く同じです。

話を靴作りに戻します。

靴作りは立って行う作業の時と、座って行う作業があります。

もっというと前屈みに立って作業をする時と直立状態の作業、
低い座って行う作業もあれば高さのある椅子に座る作業も。

加えて刃物やヤスリ、さらにはグラインダーなど、
危険性が決して低くはない道具や機材を多用する
ことが多く、作業がしづらい身なりはリスクが高い
だけでなく、作業のパフォーマンスもガクッと下がってしまう。

さまざまなコンディションが交錯する中で集中して作業を
行うために小さなストレスをできるだけ減らしたい、
けども、市販のものには理想に一歩及ばずなことが多く。

積年の想いを形したいという願望が今回のエプロン開発と
なりました。

まず初めに思いついたのは首紐左右両方ともの長さ調整を
できるようにして、さらに取り外せるようにしたいということ。

長さ調整ができるようにしたい理由は胸当て部分が
しっかり体に乗ってほしい時ととゆとりが欲しい時が
作業姿勢や内容によってよって異なることが一番の
理由。胸元が詰まって首紐を何度も無意識に触って
しまうのがとにかく小さなストレスでした。

さらに、靴作りにおいては支点・作用点が利き手とは
限らないため、作業中にどちらの手でも長さ調整が
すぐにできると楽だなとも常々感じていました。

加えて、製品には洗い替え用の首紐を1本用意しました。

首元は汗をかきやすいので取り外せることで首紐だけを
洗うことができるようにするとよりこまめにお洗濯が
できるだけでなく、首紐は一番擦れやすいのですが
洗い替えを用意することで劣化の速度を遅らせることが
できるな、とも。

巷に売られているエプロンでも長さ調整ができるものは
多く見られるのですが、左右どちらでも長さを変えられ、
さらに首紐自体を外せるものを見たことがなかったので
実際にこのアイディがうまく働くかどうか不安が
よぎりましたが、結果的に靴づくりの現場においては
とてもうまく機能してくれています。


試作品を着用したところ。すっかり気に入ってます。

今は試作エプロンをつけながらいい塩梅の首紐の長さを
探っているところです。

と、1について伝え始めただけでこんなに長文になって
しまいました・・。

1についてはもう少しお伝えしたいことがあるのですが
また次回に。

今度こそは間があまりあかないで書くことを目指します。

スタジオmmk 鈴木満美子

〜エプロン詳細〜

価格:15400円(税込)
リネン100%
ジャンバーホック4段階調整首紐(片側2段ずつ)

この頃のこと20220902

こんにちはこんばんは。

早いものでもう9月。先月末にサンダルを仕上げた
ばかりですが、秋はじわりじわりと近づいている気配。

サンダルの製作時期とクロスするように、
(かなーり重かった)腰を上げて以前より温めてきた
アイディアに着手し始めました。

一つはルームシューズ 。もう一つは靴作り用エプロン。

今日はエプロンのことを少し。

まず先に言うと、エプロンを作ってます。
その名も「靴屋のエプロン」。そのまんまですが、
まさしく靴作りをするためのエプロンです。

靴作りを生業とするようになり、エプロンはただ洋服を
保護するためのものではなく、動きに対してできるだけ
ストレスが少ない作業着の一枚というポジションになりました。

さらに、ものづくりをする上でのアイコンでもあり、毎日
身につけるものなので自分の身体に合うものを求めるように。

あとはやっぱり気に入った色や素材も気持ちを高める上では
とても大事で。

これまで何着、いや十何着、いやいや何十着かは試して
きましたが、そんな都合の良いものにそう簡単に出会える
わけもなく。

それにエプロンってある意味すでにフォーマット化が完了
した分野かなと思うと、これからドラマティックな出会いが
あるとも思えず。

ならば、と思いこれまで使ってきたエプロンの良き点、
残念な点、こうあって欲しい点を載せた1着を作ったら
良いのではないか?との思いに至った次第です。

おっと、悪い癖で、またまた序章で長文になってしまいました。。
続きはまた書きます。

ルームシューズは完全に冬に特化した構想なのに
資材の調達で右往左往していてなかなか先に進められず
焦っておりますが。。なんとなくいい塩梅になりそうな予感。
こちらも追ってお話しさせてください。


試作中の1着。
もう何年も前から1着目は絶対に濃ゆいピンクと決めていました。
ネイビーのパンツに合いそうだなぁ。

スタジオmmk 鈴木満美子

この頃のこと20220824

こんにちはこんばんは。

夏も終わりですが、予告通りサンダルを作りました。

前回の投稿でもお伝えしましたが、このサンダルの元ネタ(?)は
2003年に作ったサンダルです。

当時ほどのスピード感では仕上げられませんでしたが、
ここ最近の私の製作速度から考えるとなかなかの
記録が出せたかなと。(早く仕上がればいいというものでは
ないですが)

まず以前のものからの変更点としては

縫製:手縫→ミシン
ファスニング:バックル→面ファスナー

以前の仕様を踏襲した点は

底材:合成クレープ材
中敷:衝撃吸収剤全敷き

変更点については、すっきりした仕上がりを見たかったので
ミシンで。ただ、仕上げてみて思ったのは、手縫でも十分
雰囲気出せたかなとも。

ファスニングは細かな微調整が効くように面ファスナーに
しましたが、これはなかなか今の自分の体には合っているなとの
第一印象。

歩き込んでみるとまた印象が変わるかもしれないので
しばらく履いて今後の改善点に繋げたいかなと。

底材と中敷の構造を変更しなかった理由としては、
底材に関しては下からの突き上げと自重の衝撃をできるだけ
和らげたいという理由から粘り気のある合成クレープ材が
やっぱり一番適しているかなと。

中敷材は素足で履く物なのでできるだけクッション性をよく
したいという点と、サンダルは足が滑りやすいので滑っても
クッションが常に足に当たるようにしておくと安心だなというのが
これまで感じたことなので引き続き採用。

今の時点ではこの組み合わせが快適かなと思ってますが、
今後より体に適した素材などが見つかったら、あれこれと
試してみたいなとも思っています。

来年の夏はこのサンダルも20周年なので、また気持ちも
新たにご提案していければなという思いです。

ってあと一年もあるんですけどね。サンダル作りは早めに
取り掛かるに越したことないなと、猛暑だったこの夏の
大きな反省です。。

気も新たに、
オーダーをご検討中の方がいらっしゃいましたら春頃までに
ご連絡いただけると夏のスタートにばっちり間に合います。

季節関係なくサンダル履きます!という方もいらっしゃると
思います。もちろん季節問わずオーダーもお受けしています。
ぜひお問合せください。

また書きます。

スタジオmmk 鈴木満美子

この頃のこと20220818

こんにちはこんばんは。

うっかり!と1ヶ月も間が空いてしまいました。
怠け病がまた再発してしまったようですが・・
今日からまたよろしくお願いします。

オーダーの作業もひと段落し(本当はひと段落
なんかしててはまずいのですが・・汗、オーダー
のお問い合わせお待ちしております)、
自分のことに目を向けてモノづくりをしています。

ということで、もう夏も終わり、暦の上では秋なのですが
サンダルを作り始めました。

と言っても全く新しいデザインではなく、2003年に作り
その後何度も何度も修理を繰り返して履き続けているの
ものの改バージョン。

ですが、ここ2、3年は修理も怠けてしまい
履く頻度が下がっていたのですが、今年の夏なんとなく
足を入れてみて、改めて自分の足や歩行癖に合っているなと
気がつきました。


久しぶりに履いてみたら急にまたヘビロテしたくなる
心地よさ。

ということで、来年でこのサンダルも20周年。新たな
20年を歩むために改バージョンに挑んでます。

ラフあれこれ

試作をあれこれ重ね、まずは裁断まで進めました。

気温が高いうちに仕上がるかなぁ、どうかな。

このサンダルは2003年にフジロックに行く際、移動の
車で履く楽なサンダルが欲しいなと急に思い立って
作ったんですよね。めちゃくちゃ集中して10日ぐらいで
型紙から仕上げた記憶が。

この頃の勢いというかエネルギー、復活しないかなと
いう思いも込めて..

仕上がったらまたご紹介しますね。

また書きます。

スタジオmmk 鈴木満美子

この頃のこと20220718

こんにちはこんばんは。

例年より相当早い梅雨明けから一転、例年より360日ぐらい
早い梅雨入りなのかな?なんて天気が続きましたね。

こんなお天気もそろそろ終わりかな?と期待したいこの頃に、
2年前にお納めしたバッグの使用レポートをお客様から
いただきました。

靴はフィッティングの関係もあり、お納めした後に
着用感をお知らせいただくことが多いですが、
バッグや小物はお納めしてそのまま、ということが
多く、使用感をお聞きできる機会が少ないので
こうやってお知らせいただけること自体とても
貴重なことであり背筋が伸びる思いです。

さて、どんなバッグをお納めしたかというと、
リュックにもなるmmkコンテナー(トート)」。

HPのトートバッグのカテゴリには掲載していましたが
このブログではご紹介していなかったので裏話も含めて
改めて。

長年さまざまなサイズや仕様のmmkコンテナーを
オーダーくださっているお客様から、

「とにかくこの丸みを帯びたフォルムが大好きで、何より
使いやすいので、この要素を活かして、リュックとしても
使えるmmkコンテナーを作って欲しい」

とのリクエストが。基本はトートとして使いたいけども、
通勤などの最中にリュックになると便利だなと思う
シーンが増えてきたとのお話。

mmkコンテナーは全てが曲線で、丸みを帯び、肩から下げた時に
巾着のように袋口が自然と閉じ、体に沿うように設計しています。

これをリュックにするとなると相当難儀だなぁなんて
思いましたが、お会いするたびに使っていただいている様子を
みて、生活必需品としてくれているんだなぁということ、
とても気に入って下さっていることが泣けるほど伝わって
きていたので、お気持ちに応えたい、との思いから試作から
始めました。

試作を始めてみたところ、想像以上にmmkコンテナーをリュックに
することは知恵くらべの連続。長所と短所が表裏一体のことだらけ。

結局オーダーをいただいてから約半年ほどお時間をいただいて
お届けとなりました。

いただいた使用レポにはこうだったら良かったなというお言葉も
いくつかいただきましたが、おかげさまでトートしてもこれまで
お納めしたmmkコンテナー同様に機能と見た目、どちらも気に
入っていただけ、さらにリュックとして使用する際も勝手よく
使っていただけているとのこと。

2年の時を経て胸を撫で下ろすことが出来ました。

バッグは使う人それぞれに使用シーンがあり、ある人にとっては
とても便利でもある人にとっては不要だったり不便で、靴以上に
「こうだったら良かったのに」
のお声が多いなと感じます。

スタジオmmkではバッグや小物類も全てオーダーでお作りしています。
スタジオmmkのオリジナルアイテムのオーダーはもちろんのこと、
「こんなのがあったら嬉しい」のイメージも含め、お気軽に
ご相談いただければ嬉しいです。

なお、このリュックになるmmkコンテナーは試作品を実物見本として
ご用意しています。実物をご覧になりたいというたがいらっしゃい
ましたら是非お問合せください。

以上、今日はお仕事のこと後記、でした。

また書きます。

スタジオmmk 鈴木満美子