旅するスタジオmmkのご案内

みなさま、こんにちはこんばんは。
今年は秋と冬の境目が分かりづらい季節の移ろいですが、
お教室の生徒さんたちも厚手の上着を着てくる方が多くなり、
冬が来たんだなと思う11月の終わり。

そんな今日は注文靴の出張についてのご案内です。
注文靴・注文カバンのご依頼はスタジオでの受付のほか、
出張もお受けしてます。

今までも幾度か地方を含めた出張をしてきましたが、概要を
記したことがありませんでしたので改めましてご案内いたします。

〜首都圏の場合〜
スタジオ(千葉県市川市)からの実費交通費をご負担いただいています。
注文靴の場合は採寸する場所をご提供いただいています。カバンの打ち
合わせの場合はカフェなどのお時間取れる場所でも大丈夫です。

〜地方の場合〜
4アイテム以上まとまってのご依頼の場合にお受けしています。
個人さまでのご依頼はもちろん、お友だちやご家族同士などでアイテムを
まとめていただいてももちろん大丈夫です。
(オーダーをお受けする時間は同じ日時でお願いします)
※オーダー内容によってはアイテム数に変動あり

地方出張費は片道移動費を都度頂戴しています。首都圏同様採寸する場所や
打ち合わせ場所をご提供をお願いしています。
※宿泊を伴う場合は別途相談させていただいています

注文靴の場合は基本的に

・採寸
・フィッティング

の2回はお会いする必要がありますが、納品については郵送でお届けも可能です。
この場合は送料一部ご負担いただきます。直接伺いももちろんお受けしています。

これまでの出張の事例は以下の通りです。
・福岡県福岡市
・大分県日田市
・京都府京都市
・山形県山形市
・東京都内各所
・神奈川県内各所
・千葉県内各各所

出張の場合でもオーダーをお受けするまでの流れはスタジオや下駄箱展で
お受けする場合と同じです。靴のご依頼の流れについては
こちらから

ネットやSNSなどの発展のおかげか、首都圏から離れた場所でもスタジオmmkの
存在を知ってくれる方が少しずつですが増えているようで、時々お問い合わせを
いただくようになりました。本当にありがたいことです。

出張は馴染みの街とは違う場所で新しい出会いをいただける機会、心持ちは
”旅するスタジオmmk”。毎回ワクワクと楽しんでいます。

スタジオまではちょっと遠いな、と思っているけどもオーダーをご検討くださって
いる方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。

※出張ワークショップのご依頼もお受けしています。
旅するスタジオmmkことオーダーの出張受付と合わせてのご依頼もお受けしています。
是非お問い合わせください。

色とりどり鳥

みなさま、こんにちはこんばんは。

今年は去年と違って秋が長いかなぁなんて期待をしていた矢先の
寒い寒い長雨。先週は半袖を着るぐらい暑い日もあったのに、
今日はセーターを着てもヒヤリとする1日でした。くれぐれも
風邪にはお気をつけください。

今日は新しいスタジオmmkのsnsアカウントのご紹介です。
夫・鈴木克利が新しくインスタグラムのページを立ち上げました。
https://www.instagram.com/studiommk_katsutoshi.suzuki/

スタジオmmkではこれまで注文製作と並行して革を用いた動物などのモチーフや
オーナメント作りを行ってきました。その世界観をより広く知ってもらえたらと
思い立ち上げたアカウントです。これから少しずつ新作をアップして行く予定です。
ぜひご覧ください。

久しぶりのモチーフ作りとういこともあり、まずはリクエストに上がった
アイディアをもとに、思いつくままに手を動かしているところです。
制限は多いですが自由度も高く、小さなところに大きな世界観が生み出せる
モチーフ作り。注文靴製作とはまた違う刺激があって楽しく手を動かし
始めています。来年以降のどこかでモチーフ類やオーナメントを一挙に
お披露目する場を設けられたらなとも思っています。こちらもご期待
いただけたら、です。

今後、先にご紹介したインスタグラムアカウントでは新作の革モチーフ・
オーナメントのご紹介の他に靴と洋服のコーディネートのご紹介や
モチーフ類の着用例などもアップして行く予定です。鈴木克利の
目線から見た世界を楽しんでいただけたら、です。ぜひぜひご覧ください。

今日もご覧いただきありがとうございました。
リハブとしてまずは作ったハチドリ。セーターにつけてみました。

うーん、ちょっと大きかったかな?
個人的にはお気に入り。次は革ジャンにつけてみようと思ってます。

豆色か、ガチャピンか。

みなさま、こんにちはこんばんは。

梅雨入り、という言葉を聞いたせいか晴れてもスッキリ感がない
晴れの金曜日。

今日は楽しみに待っていた新しい革が届きました。
鮮やかなか黄緑色の革です。

お客様から「ガチャピンのような黄緑色の革はありますか?」との
相談を受けました。ガチャピン?!と最初は思いました。ガチャピンという
言葉に疑問符をつけたというよりも、ガチャピンって時代によって微妙に
色味が違う気がしたので一口で黄緑とくくることができないなと
思ったからです。いろいろ見比べてこの色にしてみました。お好みから
外れてはいないと思うのですが、果たして?!

最近、以前に増して素材の充実に力を入れています。私たちが使いたい革は
もちろんのこと、お客様のリクエストも細かく応えられたらと思い、たくさんの
革を見ています。色合いももちろん大切にしたい要素ですが、深く求めているのは
革の質です。

素材の良さは靴のクオリティと靴の寿命を高めてくれるだけでなく、作るときに
感じる細かなストレスが少ないと思っています。製作の心地よさは仕上がるものを
確かにしてくれます。数ある頼れる相棒の一つです。

つい先日もとっても綺麗な上質な革と出会い、その綺麗さを活かせる靴は
何かなぁと心が躍りました。使ってみたいと思える素材に出会える
幸せ。お客様にも同じぐらい心が躍ってもらえたら幸せです。

ちなみに、この色はタンナーはイタリア語でクロロフィルを意味する
「クロロフィッラ」という名前をつけていました。スタジオmmkでは
ピーグリーンと呼びたいと思います。

今日もご覧いただきありがとうございました。
奥にチラッと写っているグレーのような?黒のような革。
この革も新しい革です。今まであまり使わなかったようなテクスチャーの革。
初めて見た時に心奪われ、作るものが決まっているわけではないけど入荷。
あるだけで安心、も素材の能力。まるで絵本のよう。

a pair of shoemaking pincers

みなさま、こんにちはこんばんは。

晴れてますが空気はピリリとしているスタジオ界隈。
明日はお天気が崩れるとのことで、晴れ感を記憶すべく作業の
合間合間で窓の外の空を眺めております。

今日は工具のお話を少々。
写真の道具はワニと言って縫い上がった靴を木型に乗せてつりこみという
作業で立体に仕上げていくための道具です。手作り靴を作る上で欠かせない
道具の一つです。先日ご縁あって譲り受けました。日本製のワニです。

譲り受ける、と書きましたが、実は今はワニを作れる人がほとんどおらず
日本製のものを新たに手に入れたくても手に入れられないのが現状です。
日本製のものによりちかづけた中国製や台湾製などのものは手に入るので
何度か試しに手に取ってみたことはありますが、見た目は同じでもつまみ
具合や握った時のバランスなど、いつも感じている収まりの良さを見出せず。

ワニはドイツやイギリス、イタリアなどのヨーロッパ製のものもたくさんあって
それぞれ形状が異なり、人によってはイギリスのものが勝手が良い人もいるし
ドイツ製のものが好みだという人もいるのですが、私は一番最初に使った
ワニが日本のものだったこともあり、このつまみ先の小さいものが勝手が
よく感じているため、日本製のワニを譲っていただけて純粋にうれしかったです。

さて、ちょうど吊り込み待ち靴が一足縫い上がったところ。
譲りうけたワニを使ってつり込みをしてみようかな。

今日もご覧いただきありがとうございました。
と、よき時代の道具への想いを馳せてしまいましたが、道具屋さんのお話では
今使っている道具の幾つかはすでに職人さんが職を手放し、後を継ぐ方もおらず
作れる人がいないそうです。

まだまだ靴を作り続けていきたいので、今使っている道具を大切にしつつ、
これからも続くモノ作り生活のためにもの、その時々で入手できる道具に手を
なじませていくことも大切だなと思いました。ある部分には固執しつつ、
ある部分ではその場に応じて臨機応変に、ハイブリッドな靴作りを
続けていきたいと思います。

育ったカバン

みなさま、こんにちはこんばんは。

これぞ冬晴れ、な寒くてでも青い空が気持ちが良い日が
続いていますね。日に日に日没時間が遅くなっていて、
寒いけど春は着実に近づいているなと思うと冬を楽しもうと
感じる今日この頃です。

そんな冬晴れのある日にオーダーバッグを納品しました。
スタジオmmkのオリジナルトートのmmkコンテナーのカスタマイズ版です。

以前に別の色でオーダーをいただき、使い勝手が大変良かったとのことで
再度のオーダーとなりました。

数年使い暮らしの変化に伴い持ち運ぶ荷物やカバンに求めることが少しずつ
変わってきたとのことで、さらなるカスタマイズを加えて仕立てました。

今回は持ち手の長さと裏地のポケットのサイズの変更とカバン口へ
留め具を装着、そして斜めがけでも使えるように取り外しが可能な
ショルダーベルトを追加でおつけすることが新たなご希望となりました。


サイズの大きなバッグなので入れる荷物も当然容量多めになるため
ベルトもベルトに使う金具も少しボリュームを出しました。また、
ベルトにかかる負荷を考えてベルトを固定する部分はしっかりと
手縫いを施しました。

オーダーでのバッグ製作は少し久しぶりでしたが、靴のオーダー同様に
お客様のご希望を細かく反映させていく作業は手応えがあり、そして
「こんな風に仕上げるにはどうしたら良いのだろう」と仕上がりの姿を
想像しながら逆算するように頭の中で展開図を描いていく作業は実に
心地よく、初心に帰る気持ちでした。

何より、使ってみてさらに使ってみたいと思えるカバンに育っていたこと、
いや育ててもらえたことが本当に嬉しく、しかし改めて気持ちを引き締めて
行こうと感じたお仕事でした。

今日もご覧いただきありがとうございました。
今回バッグをお納めした際に既に次に欲しいと思っているバッグがあるとの
お話をいただいたのですが、その際に「あったらいいなと思っている形が
あるんだけど、全然見つけられなくて、スタジオmmkさんなら叶えてくれる
んじゃないかなと思っています」とのお声をいただきまして。
オーダーをお受けして仕事をするものとしてこんな嬉しい言葉はないなと
思いました。嬉し涙。

らしさ、ってなんだろう

みなさん、こんにちはこんばんは。

お盆休み真っ只中。先週猛烈な暑さを経験したおかげか、スタジオのある
千葉県では毎日30℃を超えているはずなのに、過ごしやすく感じられる日が
続いています。皆さんの街はいかがでしょうか?暑くても、そうでなくても
引き続き、素敵な夏休みをお過ごしいただけたら嬉しいです。

スタジオmmkでは例年2年に一度ちょっと長めのお休みを秋にいただくため
夏休みはありません。ただ、今年は日程の調整がつかず来年へ繰り越しと
なったため、6〜8月にかけて何回かに分けて短めのお休みを頂いています。
次のお休みは8月19日〜21日となります。宜しくお願いします。

その秋休みでは翌年の年始のご挨拶状用の写真を撮影してくることが
多いです。こちらの写真は2015年の年始のご挨拶状。

秋休みに尋ねたイタリアで現地に住む友人の協力を得て作りました。
モデルは友人の娘ちゃんと、その友人の親友ファミリー。
どちらも素敵な写真だったのでボツ案作れず両方カードに仕上げました。

この写真は私は本当に好きで、この写真にはスタジオmmkが物作りをする上で
大切にしたいこと・伝えたいことがたくさん載っていると思い、大切な2枚に
なりました。

すべてを言葉にするのは難しいのですが、靴は脇役で十分、ってこと。
脇役だからこそしっかりした仕事をしたいということ。脇役だけど大切に
思ってもらえるものを作りたいということ。などなど。
暮らしに寄り添う一足を作り続けたいと改めて思った写真。
何より、われながら私たちらしさを出せた写真になったな、って思える
写真になりました。私たちにとって宝のような2枚です。

この写真を撮影している合間の様子。

子供たちは自由に遊びまくっていました。
どこの国もこの辺りは一緒で、大人の思い通りにはなりませんね。
靴は置いてけぼり。まさしく脇役。確かに、こんな素敵なパティオが
あったら大人だってボールを蹴りたくなります。

最後に初めましてなのに快く協力してくれた友人の親友ファミリーと
記念に一緒にパシャり。

と行きたいところでしたが、ここでも子供は自由。
でもみんな笑顔なので全てオッケーですね。

この日は本当に楽しくて、思い出深い1日でした。
また次に彼らを訪ねる日を思うだけで心が躍ります。
その時にはまたスタジオmmkの思いを乗せた写真が撮れると
いいなぁ。

今日もご覧いただきありがとうございました。
来年に向けて、紙モノの打ち合わせを色々やってます。
全くもって苦手な分野の紙モノ・グラフィックもの。頭から湯気、
時として逃げ出したい気持ちにもなりますが・・
でも素敵なものを作り上げたいなと思っています。こちらもどうぞ
お楽しみに。

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スタジオmmkの活動
地図とペンさんによる新プロジェクト「to Do」が展開する「ひとり物産店」用に
物産品の一つとしてスタジオmmk製作の「The Charm」をお作りしてます。現在販売に向けて準備中です。
※ひとり物産店は神出鬼没のワゴン式ベンダーです。
近々の販売は以下の日程です。

8月27日(土)On and Onさんカフェ営業日(浦安市北栄)
8月28日(日)うららかマルシェ×THE ISLES(浦安市日の出)

スタジオmmkでは革小物作りの出張ワークショプのご依頼もお受けしています。
ご興味お持ちのお店さまや施設の方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い
合わせください。
(過去の出張ワークショップのご提案アイテムなどのご案内はこちら
ご覧ください。http://mmk23.com/?cat=16

Facebookページつくりました。ぜひご覧下さい!
https://www.facebook.com/studiommkshoes
「いいね」をひとポチリして頂けたら幸いです。
Twitterひっそりつぶやいてます。

(改)アデリーのこと

みなさん、こんにちはこんばんは。

先週末から昨日まで続いていた猛暑が嘘のように今日は肌寒く、
温かい飲み物が恋しくなる1日でした。みなさまの街はいかが
でしたでしょうか?こんな日は暑さで停滞していた思考が再び
動き出すのぴったり。放置していたことなどに着手するのに
ちょうど良いタイミングのような気がします。

スタジオmmkはこの春で立ち上げから13年経ち、立ち上げ当初
から作り続けているアデリージェンツーは修理や作り替えを
繰返しずっと愛用しているし、ご注文いただく頻度もとても高く、
スタジオmmkのエントリーモデルのような存在でもあります。
長くご支持いただいていること、本当に嬉しく思っています。

13年も作り続けているので、その時々で細かな手法や仕様などの
マイナーチェンジを繰り返してきたものの、現在見本としてご用意
があるものは8年前に初めて下駄箱展を開催した時の見本のままで
少しばかり時代を感じさせる雰囲気が、、。

そこで、初期に作った見本靴を少しばかりリニューアルしていこうと
思い、現在試作をしています。まずは私たちが履いてみてバランスを
確認して改めて見本を用意しようと思っています。今日はまずは
全く一度もリニューアルしていなかったアデリーを。

エントリーモデルのような存在であるということは、ある意味見てくれた
方々の中に”アデリー然”としたイメージがあるということなんだろうなと
思います。

2008年に製作したアデリーの見本靴。

シンプルな飾り気のないチャッカブーツなんだけど、そうじゃない何か。
ここを外さずに、でもせっかく(改)を作るのであれば違和感なく見て
もらえるけど、「こっちもいいね」と言ってもらえる一足にしていきたい
ところです。軽やかに変えていけたらいいな、と思っています。
(改)バージョンのアデリー、期待していてください。

と言っても、基本は履く方のお好みやお体にあったバランスに仕上げて
いきます。ご注文の際には感じたことをどしどしとお聞かせください。
私たちもいただく言葉をもとにどんどんご提案していきたいと思います。
こういうところも注文靴の良さの一つかな、と。

今日もご覧いただきありがとうございました。
一番の見本は履いている姿を見てもらうことなのかな、と思っています。
靴にしろカバンにしろ、履いて使って初めて命が宿ると思っています。
今回作る見本靴、この秋冬には大活躍してくれるかな?と思います。
直接お会い出来る方がいましたら是非私たちの足下も覗いてくださいね。

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スタジオmmk活動のご案内
7/8(金) Wanco-toさんにて開催される柴わん祭にてスタジオmmk製作の
「柴犬革チャーム」を販売いただきます。
7/18(月・祝)クラムボン77開店10周年記念イベント「クラムボン10」にて
        靴作りデモンストレーションと革小物の展示販売
8/18(木)20(土) おかし工房cocotteさんとのコラボワークショップ

スタジオmmkでは革小物作りの出張ワークショプのご依頼もお受けしています。
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道具との対峙

みなさま、こんにちはこんばんは。
梅雨間近になって途端にカラリと乾いた気持ちの良い青空。
作業も心なしか軽やかに進む気がします。

気持ちの良い青空以外に軽やかな作業を生み出すには幾つかの要素が
必要なのですが、そのうちの一つは道具との相性のような気がします。

靴作りにはたくさんの道具があるのですが、特によく使うのは
刃物類です。写真は作業時に使うはさみや包丁・ナイフです。
特段特別なものは使っていませんが、幾つかのトライアルを経て
今使っているものに落ち着いています。

「刃物は人と共有しちゃダメ。ひとそれぞれ力の入れ方が違うから
ある人にとって使い易い刃物も別の人にとってはとっても使いづらく、
無理やり使って変な力がかかってしまい結局使い物にならなくなる。
それに、刃物は使いながら育てるものよ」

この言葉はその昔に洋服作りを習っていた時に、先生が言った言葉です。
もう20年以上前。多分先生は何気なしに言ったと思うし、その時はそんな
ものなのかなぁ〜と思う程度でしたが、なぜかその日以来私の脳裏に焼き
付いていて、今では他の人の刃物を使う時はちょっと緊張するほどです。

そんな先生の言葉もあり、写真の刃物類は全て自分専用で、できるだけ他の
人とは共有しないようにしています。あまり上手にお手入れ出来ていないので
少し恥ずかしいですが・・、初めはうまく研げなかった包丁も少しずつ研げる
ようになって使い勝手もよくなり日を増すごとに相性が良くなっている実感が
あります。

「ナントカとはさみは使いよう」なんて言葉もありますが、、先生の何気ない
一言で刃物は私にとってとても特別な存在となっているし、刃物を使う楽しさも
知ることができたし、何より自分の道具を使うことで仕事への意識も不思議と
高まっていくのがわかります。

何度も言うようで恥ずかしいですが、ナントカとハサミは使いようですが、
相性の良い刃物に出会えれあナントカでもいいような気もします。
そして、他の人が使った時に「使いにくいハサミだな」と言われたとしても
自分にとってより良い作業ができるのであれば、刃物との相性が良いと
言っていいと思うし、自分だけが表現できるモノが出来上がると言っても
いいような気がします。

これから靴作りやカバンや小物作りの世界で一歩先に進みたいと思っている方が
いたら、是非自分用のハサミや包丁、ナイフを用意してみてください。そして
たくさん使って自分だけがコントロールできる刃物に育ててくださいね。

今日もご覧いただきありがとうございました。
うちの裁断担当の鈴木氏はどんな革も写真にある何処にでも手に入るアート
ナイフを使います。刃裁きはまるでレーザーカッターのようです。

本当に不思議な刃の動かし方で真似をしてやってみるもののうまくできず
裁断している手元をいつも見入ってしまいます。メーカー勤務時代に独自で
見つけ出したテクニック。道具へのこだわり方ってひとそれぞれで
面白いです。※写真は地図とペンさんからお借りしました。

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スタジオmmk活動のご案内
6/26(日)カードケース作りワークショップhvala room

スタジオmmkでは革小物作りの出張ワークショプのご依頼もお受けしています。
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合わせください。
(過去の出張ワークショップのご提案アイテムなどのご案内はこちら
ご覧ください。http://mmk23.com/?cat=16

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恒例行事

みなさん、こんにちはこんばんは。

急に暑い日が続き、少しばかり梅雨の気配を感じる今日この頃。
あっという間に夏はやってきそうです。心の準備はできていますか??

準備といえば、
ですが、スタジオmmkでは早くもブーツ類の製作に取り掛かっています。
秋の始まりとともにお履きいただけるよう、夏の間にお仕度いたします。

写真はそのうちの一足のあるパーツです。
楯?いえいえ、ちゃんと靴のパーツです。縫う前の状態です。

スタジオmmkのHPは幾つかのカテゴリに分けて過去のアイテムをご紹介しているの
ですが、「パッチワーク」というカテゴリがあるのをご存知でしょうか?

多くの製品は革をひとピースずつ手縫いで縫いつなぎ、一つの形に
仕上げていっています。実はこの全てが同じお客様からのご依頼です。
写真には載せていないアイテムもあるのですが、様々なスタジオmmk式のステッチ
ワークを施したアイテムをほぼ毎年ひとアイテムのペースでお作りしています。
今回は過去にオーダーいただいたブーツの色違いの再作成と新しいかたちの
ブーツをご依頼いただきました。

写真はすでに三足目となるサイドゴアブーツの一部。もはや私たちも
「次はどんなリクエストなのか?!」と予想外のリクエストの内容に
ドキドキしながらも楽しんでいる節も。

多くはお客様からのご意見を聞き、作り手としてできること・できないこと、
履物としてやっていいこと・やってはいけないことをお伝えしながら一緒に
考え作りあげたものばかりです。

こうやってご縁がつづいて行くことに嬉しさを感じ、そしてご縁が続いている
限りは足元・暮らしを支える役割を担っていることを忘れてはいけないなと
ご依頼を頂くたびに感じます。

スタジオmmkが作り出すアイテムの中でもやや作品性の強い雰囲気のものが
ほとんどですが、あくまで足元を支え、暮らしに寄り添う一足・一品である
ことを忘れずに、お客様の頭の中に描き上がった世界観をつくりあげていけ
たらと思います。

プレーンな仕立てのアデリーやリンバーも、
がっしりと作りこんだNWブーツも、
華奢な雰囲気を持ったヴィクトリアも、
個性際立つパッチワークのシリーズも、
全て私たちの作る一足・一アイテム。いろんなスタジオmmkを知ってもらえたら
嬉しいです。

今日もご覧いただきありがとうございました。
以前、こんなブログも書いています。

想いは全く変わっていません。
むしろ、規制という自由をもっと楽しめるようになったと思っています。
併せて読んでもらえたら嬉しいです。

ーーーーーーーーーー
スタジオmmk活動のご案内
6/26(日)カードケース作りワークショップhvala room※詳細後日

スタジオmmkでは革小物作りの出張ワークショプのご依頼もお受けしています。
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(過去の出張ワークショップのご提案アイテムなどのご案内はこちら
ご覧ください。http://mmk23.com/?cat=16

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タイムラグ的ものづくり

みなさま、こんにちはこんばんは。
あっという間に2016年は2月、早いものです。
昨年の今頃は移転の準備をしていたはずなのだけど、この一年
いろんなことがあったので、タイムワープしたようにあっという間の
気もするし、タイムトリップしたかのようにもう大昔のはなしの
ような気もします。ちょっと時差ぼけしそう。

時差といえば、ですが写真の靴はマカロニという名前を持つ靴、
2008年に初めて下駄箱展を開催した時にお披露目した一足です。
スタジオmmkの定番の一足としてお客様や生徒さんから愛されれている
カタチの内羽式靴です。もう8年も前になるかと思うと不思議な気分。

内羽式靴といえば、紳士靴では最もフォーマルな形と言われていますが、
そのしっかりした構造をきちんと取り入れつつ、女性でも可愛らしく、
そしてカジュアルに履ける一足が欲しいなと思い作り始めました。

その2008年の下駄箱展ではどちらかというとアデリーやリンバーなどの
スタジオmmkの初期メンバーの靴の反応が大きく、マカロニは手にとっては
もらえるものも、試着までは至らず反応が薄く少しばかり凹んだことを
覚えております。

が、その後じわりじわりと反応が出るようになり、今ではアデリーや
ジェンツーと並び人気のカタチの一足。初めましての方だけでなく、
長いお付き合いのお客様からも「最近マカロニが気になる」という
お声を頂戴することが増えています。

マカロニに限らず、ご提案してから反応があるまでは時差があるなと
常々感じます。その時々の流行りなども影響はしていると思いますが
あくまでそれは小さな要素で、お客様は(物理的な意味ではなく
気持ち的な意味で)遠くから眺めたり近づいてみたり、自分と靴、
そして作り手である私たちとの距離感をはかりつつ、私たちの作り出す
モノを見てくれているからなんじゃないかな?と感じています。

実際に作り手である私たちも作り出す段階ではそのアイテムとがっつり
と前のめりに向き合い、ある段階で(やはり気持ち的な意味で)手放し
客観的に見つめ、実際に自分たちが履いたり使ったりしてまた近づき、
使用して気がついたところを次のステップへ取り入れいく、の繰り返し。
自分たちも近づいたり離れたりしながらのものづくりです。

以前も少し書きましたが、自分たちのアイデンティティとしての
もの作りが強くなりすぎてしまうとただの作品になってしまうし、
寄り添いすぎると私たちの色は全く無くなってしまう。
この近づいたり離れたりの時間がお客さまとの気持ち的距離感を
近づけてくれているのかなとおもうこの頃。

時差のあるもの作り。少しだけ苦しくなる時もあるけど、
とても大切な要素だと常に思っています。

今日もご覧いただきありがとうございました。
こんなことをふと感じたのが、5年ほど前に出会い気になっていた
ガラス器を5年の時を超えて手に入れたことがきっかけでした。
5年の間ずっと考えていたわけじゃないけど、5年たっても心に
残っているものに出会えるってすごいことだなって感じました。

ーーーー
スタジオmmk活動のご案内
2/15(月)革ポーチ作りワークショップ 猫実珈琲店※満席となりました。
2/28(日)ペンケース作りワークショップhvala room※詳細後日
3/14(月)カードケース作りワークショップ 猫実珈琲店
3/27(日)ファスナーポーチ作りワークショップhvala room※詳細後日

スタジオmmkでは革小物作りの出張ワークショプのご依頼もお受けしています。
ご興味お持ちのお店さまや施設の方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い
合わせください。
(過去の出張ワークショップのご提案アイテムなどのご案内はこちら
ご覧ください。http://mmk23.com/?cat=16

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