温もりのその後


穴を開けたり、金具を打ったり、縫ったところをたたいたり、
靴作りの作業には金槌でトントンと、時にはバーンと
たたく作業が多くあります。
mmk靴工房はマンションの一室にあるため、ご近所へ
迷惑がかからないように、(というか苦情が来ないように?!)
あとは自分自身の耳のためにも打ち台の下にフリース生地を敷いて
音を和らげています。これが結構有効でで消音率抜群、ちょっと
夜遅めの時間に作業をしても音を響かせない優れものです。
実はこのフリースは以前作業をしていた所が少々寒いところで、
ウルトラ寒がりのmmkは絶えかねてひざ掛けとして購入したもの。
購入後、糊が付いてしまったり革くずがたくさん付いてしまったり
しながら普通のひざ掛け以上の労働条件の下私のひざを暖め続けてくれた
ものだったのです。
その後、ひざ掛けとしてのお役が終わり行き場をなくすと思った矢先、
こんな具合に現役を続行。生徒さんたちも愛され(?!)てます。
たまには洗わないとバチがあたりそうですねぇ。。。

はしご。。

先日、靴教室の生徒さんの卒展の帰りに
(卒展についてはmmk靴工房メインサイトに
すこし書きました。よろしければご覧くださいませ)
長い間あこがれていたことをしちゃいました。
高級チョコレート屋さんのサロンでそのチョコを用いて作った
ホットチョコレートを飲むのが前々からの憧れで、
卒展のあと銀座へ行き実行。
まずは「和光チョコレートサロン」へ。たたずまいはひたすら
入りにくそうで「高級だわさぁ」と思わず呟いてしまうほど。
勇気を出して中に入ってみたら、ここはブティックか?!と
見まごうほどの高級感満載なサロンで、少し緊張気味に
ホットチョコレート1杯945円をオーダー。
これはこれは、市販のお湯で溶くココアに慣れ親しんだmmkの舌が
「びっくりだわさぁ」と驚きを隠せないほどおいしくて、値段の高さを
忘れてグビグビと飲み干してしまいました。きっと周りの人には
必死に飲み干すmmkは滑稽に映ったことでしょう。。。

門構えはこんな感じ。肝心なホットチョコの写真は
撮影したのに保存をし忘れてしまった。。
そしてしばらくぶらぶらと銀座を散策してからふと、
「他のチョコレート屋を見てみようか?」との意見が
あがり、かの有名な「ピエールマルコリーニ」へ行って
みたところ、そこにもカフェがあり勢いでそちらのカフェにも
入ってしまい、再びチョコレートタイム!
我ながら愚かだなぁと思いながらも「時には勢いも大事なのね」
とよくわからない言い訳をし、再びオーダー。
(しかしここのお店ではホットチョコは同伴者に頼ませて
自分はチョコレートムースを使ったゼリーを頂きました、てへ)
こちらもやはり高級感満載で、でも二軒目でちょっと余裕が
出てきて今回はスムーズ(だと思ってる)にオーダーし、
スマート(だと思っている)に頂きました。こちらは和光のもの
よりもチョコレートが濃厚で液体のチョコレートを食べているかんじ。
カフェ自体はとてもコンパクトなつくりで、少し狭いかなぁという
のが本音。味もとてもおいしかったけど、和光に軍配があがった
かな。やっぱりmmkは日本人のようです。
でもねでもね、なんだかんだと言ってもガーナチョコレートが
おいしかったりするのね。安上がりだなぁ、mmk。

奥のがホットチョコレート1100円。いいお値段だわねぇ。