靴作りでは釘を使う作業が多いです。
ただ、釘を打ったままでは仕上げられないので
打った後に抜くことがほとんどで、抜いた釘は
ご覧のようにクズ釘入れに行きますが。。。。
ただ、打ち所が良かったり(?)すると、一度使っても
釘が曲がらなかったり、頭がつぶれずにすんだりすることも
多いので
クズ釘入れ行きになった釘たちをチェックして、蘇生組みとお陀仏組みと
組み分けをしてます。で、蘇生組みはまた釘としての二度目の釘道を歩むべく、
釘入れに行き
またこうやって靴作りに使われるのです。
釘はとても小さいものなので、つい軽んじて外した釘をすべて
クズ釘入れに入れてしまいがちです。ですが、こうやって使えるものを
残しておいてまた使えば、環境にもお財布にもとてもエコですよねー。
最近は率先してクズ釘入れに入れる前に選別してくれる生徒さんが
増えてきました。スバラシスバラシ。
どちらかといえばセコいって話も耳にしますが。。。。
こうやって無駄を出来るだけ出さずにもの作りができるのは
手作りならではのすばらしい要素と思いますね。
月別アーカイブ: 2008年4月
ちょっとした不注意で、右手中指先をけがしてしまいました。
グラインダーを回転させたまま、集塵用のふたを閉めようと
したところ、思いの外指が回転した車に近かったようで
指が引き込まれて靴底を削る前に指を削ってしまったのです、とほほ。
思った以上に深く抉ったようで、末端ってこともあって
湧いて出る泉の如く、吸えども吸えども血が止まらず、
一晩経っても止まらないので面倒臭がりのmmkも怖くなって
病院へ行きました。
少々お肉が見えていたようなんですが、すぐに病院に行ったことが
良かったようで、FRESH(新鮮)なFLESH(お肉)だから
化膿止め消毒化膿止め消毒ライフをしばらく続ければ大丈夫そうです。
怪我はそれほど大きくはないのですが絶対濡らしちゃ駄目だってことで
ひたすらぐるぐる巻き。指先にすし飯が付いているようでめちゃ邪魔です。
こうやってキーボードを打つ時も指先が巨大すぎて全然違う文字を打ちまくるし。
右手なのでお箸を持つと箸と箸の間にすし指が挟まってもどかしい〜。
道具を持っても指が入りこまなかったり握れなかったりで
作業はしばらく小休止状態です。。。
不幸中の幸いとしては、削ったときのサンドペーパーが荒削りではなく
仕上げ削りの方だったので、削った後にすぐ見てみたら表面はそこそこ
ツルツルでした〜。
ってツルツルでも削らないに限りますね。。。
グラインダーを使う皆さん、集塵のふたを甘くみると本当に
「痛い」目にあうのでご注意下さいね。