イージマ産エプロンのすすめ


8年程使っていたエプロンがとうとう駄目になってしまいました。
正確には2年ほど前から首にかける紐が千切れはじめ、その都度
つないで使っていたのですが、それも限界に達した頃。。。。
靴教室の生徒さんにmmkにとってとっても理想的なエプロンを使っている
生徒さんがいるに気が付きました。どこで買ったのか聞いてみると以前
お勤めしていた会社で支給されたエプロンだとのお話。ちょっとがっかりして
いると「実はこのエプロンをアレンジして型紙を引いたことがあるような。。」
との一言!この生徒さんは服飾専門学校のご出身で、卒業後に洋服作りの
お仕事をしていたこともある方で、ご自身で作った洋服を着ていたりするくらい
手先が器用な方なんです。狙った獲物は割と逃すタイプのmmkですが、今回は
違いました。すぐさま「作って下さい!作って下さい」とお願いしたところ
快くお受け頂けました〜。

mmkは背が高いので、丈を長めにしていただいたのと、メジャーをよく使うので
腰にメジャーを引っ掛けるループを特別に付けていただきました。超便利。


靴作りは立ったり座ったりが多く、
座った時はひざの上で作業することが
結構多いので、足を広げてもこんな風にベンツが入っていれば足は広げる
ことができて締め付けがないのはもちろんのこと、ジーンズにきちんと
エプロンがかかっているのでジーンズも汚れず良い感じなんです。

と話はここでとまらず、必死なmmkを見ていた一部の生徒さんからも
「私も、、、、」「私も。。!」と声が上がり、こんな感じで
コレクションが出来る位のエプロンを作っていただけました。

好みの柄や色、色々あって同じエプロンとは思えず、見ているだけでも楽しいですねー。

最後に作り手のIさんです。Iさんは今回のためにわざわざサンプル用として
作製したものを今は使用しています。

思った通り、締め付けはないのにおさまりが良くて、
とーっても作業もしやすくて作業中のストレスが全くありません!
Iさん、本当にありがとうございました!

マカロニですが、パスタではありません


個展で展示する見本用靴の最後はこちら「マカロニ」です。
もちろん今回もペンギンの名前からとっています。マカロニペンギン
と言います。
「マカロニ?パスタ?グラタン?」と思う方も多いと思いますが、
「しゃれ者」とか「伊達男」という意味なんです。18世紀に
ロンドンにマカロニクラブというおしゃれーなクラブあり、
そこに集う集まるおしゃれーな人々がマカロニ風という髪型を
流行らせたことからマカロニ=お洒落という意味が生まれた
そうです。

ではなぜマカロニペンギンがオシャレなのか、といいますとペンギンには
有冠ペンギンと呼ばれる「冠羽(頭部の羽)」を持つペンギンが数種いるの
ですが、マカロニペンギン以外は冠羽が黄色なんですが、マカロニペンギンは
オレンジ色で羽も長く後頭部に向かって真っ直ぐのびています。中学生ぐらいで
ちょっと不良風だけど勉強もスポーツも出来ちゃう先輩が格好良く見える、
みたいな感じでしょうかねー。
有冠ペンギンのお仲間のイワトビペンギンは一昔前のギャッツビーのCMなどで
お馴染みですね。マカロニに比べるとイワトビは何となくただの不良って感じです。
(イワトビファンのみなさん、ごめんなさい。)
このタイプの靴は「内羽式」と言われる構造の靴ですっきりスマートで、
実はmmkは普段あまり履かないタイプ。mmkの勝手な判断で内羽式=おしゃれ〜
なイメージがあるので命名しました。内羽式は男性がビジネスシューズとして
履いている事が多いですね。良く見かけるのはトゥデザインにウイングや
ストレートの切り替えをいれたり、飾り穴を入れたりすることが多いですが、
今回はカジュアルに履きたいなぁと思いあえてツルっとさせてみました。
と余裕のよっちゃんなフリしてこんな風に日記を書いていますが
準備や販売品の製作など、終わっていないことのほうが多くって
アセアセしておりますが、頑張りまーす。是非とも皆さんお越し下さい!!

そういえば苦手だったよなー


先日知人からかわいらしい木のおもちゃをいただきました。
売られているときは片足ずつであるところ、1ペアになっていた方が
絶対にかわいいから!と思わず両足買ってしまったとのことで。。。。
確かに両足あるとかわいさ倍増です。ありがとうございます!
これは小さな子供が小さい穴にヒモを通してヒモ遊びをすることはもちろん
ちょっとお兄ちゃん、お姉ちゃんになってからは遊びながら靴ヒモを結ぶ練習を
することができるシンプルだけど大変有意義なおもちゃのなのです。
確かに、幼い頃に運動靴のヒモをリボン結びにするのに苦戦した記憶、大アリです。
小さいときから遊びながらリボン結びができるようになれば、クラスで鼻が
高いですよねー。それに靴の構造としてもピシっと甲を押さえた状態の
靴の方が歩行力は高いので、しっかりと結べることで幼い頃から正しい歩き方が
できるようになるのでは〜、とも。
おもちゃに入っていた説明書を見ると、この会社は樹齢25年以上たって樹脂を
採取できなくなったゴムの木をリサイクルしておもちゃを作ることに世界で
初めて成功した会社なんだそうです。そしてその木材を丁寧に時間をかけて
無添加なままの状態で、化学処理をいっさい行わずおもちゃ作りをして
いるんだとか。
mmkもモノ作りをする上で、できる限り体に悪影響を及ぼすものは使いたくない
との思いがあるため、大変共感してしまいました。
一つ残念なのはmmkはすっかり大人でそれなりに靴ヒモを結ぶ経験値は高いので
今更靴ヒモを練習する必要もないのです。。。
そうだ、姉の子供たちに今のうちにヒモ靴信者になるように練習させよっと〜。

おっす、おらフンボルト


ってなわけで、個展の日が迫っていますが、
遅れてようやく残りの展示靴が完成しました。
今回の靴は。。。
「フンボルト」
です。もちろん今回もペンギンの種類から名前を拝借致しました。
フンボルトペンギン属フンボルトペンギンです。つまり
フンボルトペンギン属の純血ってところでしょうか。
フンボルトペンギンは日本の水族館、動物園にはかならずと
言っていいくらいますね。暑さに強く寒さに弱い種別なので
日本でも飼育は容易なのでしょうかねー。
フンボルトペンギン族全体の特徴である胸からわき腹に黒ラインが
入っていてこのあたりがスリッポンにあうなぁと思いました。細かい
見た目で言うと同じフンボルトペンギン属のケープペンギンの方が
すっきりしていて好みなのですが、今回のスリッポンはただの丸ぐり
スリッポンではなく前ゴムをつけっているので、この前ゴムの感じが
フンボルトの顔の黒さと重なるかな、と。それに「フンボルト」って響きが
かわいらしく、ぽってりしたスリッポンに合っているなと思った次第です。

先に述べたようにフンボルトペンギンは日本には大量にいるのですが、
実は世界的にみて野生のフンボルトペンギンは絶滅危惧種に指定されています。
最近では南米の研究者が日本にきて日本の繁殖技術学んでいくそうですよー。
ちょっと不思議な感じですね。

今度は休憩強化月間


気が付けば8月、日に日に暑さが増すような気がするのは
私だけでしょうか?
ってなわけで先週の休憩強化週間は終わり、こんどは
休憩強化月間に入りました。もちろん誰にも頼まれて
いません。
8月の休憩のお供はやっぱりアイス、ですね。
ここ最近は写真の白熊・ガツンとみかん、あとは
練乳宇治金時、でしょうかねー。mmkは冷房の部屋から
出た後に体の調子がおかしくなることが多いので、
出来る限りつけないようにしているのですが、やっぱり
暑いものは暑い、このままでは集中力を欠いてしまう。。。
とまた言い訳しながら冷凍庫を開けてはアイスを食らい
涼む毎日。。。
9月に内臓が夏バテしそうでちょっと心配です。。。
暑い日が続きますが、夏バテ・夏風邪には気をつけて
楽しい夏を過ごして下さいネ!