昨日の靴教室の時に玄関を見てみると生徒さん自作靴発見。
それぞれ同じ革、底材を使い、同じ原型の型紙で、同じタイプの靴を
作っているにもかかわらず、ステッチのきかせ方や裏材によって
表情がまったく違いうなぁと思わずパチリ。
微妙な違いを楽しむのもまたオツってもんですねぇ。
昨日は裁断に入る生徒さんがいたのですが、革選びを悶絶に
ちかいレベルで悩みまくりでした。終いにはその場にいた全員で
この色が良い、あれも良いと合唱大会が起こり、彼女は混乱の後
裁断に入れぬまま終了ゴング〜。
革やステッチ選びっての印象を決めるのでとっても重要な
オシゴトなのだなぁと改めて思うヒトコマでした。
月別アーカイブ: 2009年9月
靴や鞄ではないとあるモノを現在革で製作しています。
現在試作段階なので切って組み合わせて、の繰返しです。
細かいパーツから出る革クズはとっても小さくて
様々な色が沢山集合すると何だか可愛らしいなぁ、
と思ってみたり。
今回は数センチ程度の細かいパーツを組み合わせたモノのため
革用包丁では細かい作業は厳しいです。
というときにっ大変役に立つペンナイフ。靴作り用として
存在する道具ではないけども靴作りに大活躍です。
長時間の裁断になるとグリップの金属部分がペンだこに
食込んでくるという反抗的な部分もありますが。。。
ペンナイフさん、いつもありがとう。
生徒さんの靴の完成が続いたのでmmk靴工房メインサイトに
アップしました。ぜひとも御覧下さいませませ。
さてさて、最近生徒さんからお勧めの本を沢山借りてます。
もともと本を読むのは好きですが、好きな作家やシリーズばかりを
読んでしまうので、こうやってお勧めを貸してもらえると新たな本が
読めて嬉し楽しです。このところ作業もひと段落していることもあって、
読みふけっています。「読書の秋」ってやつですねぇ。
T君、どうもありがとう。そして、また色々貸してくださーい。
ちなみにブックカバーは自作で決まり、です。
そして、靴が完成した生徒さんは勿論、後もう少しで完成という方も
何名かいて次の一足を考えはじめている生徒さんも多いです。
mmk個人的には春や秋のような過ごしやすい季節は製作意欲が
ぐっと上がるような気がしますが皆さんどうでしょうかー?
靴作りは芸術ではないけども、ここはひとつ流れ的に。。。
「芸術の秋」ってことです。
そんなこんなでこの日記もおやつをポリポリ、珈琲をすすりながら書いてます。
ってことで「食欲の秋」ってやつです。
とこれぞまさしく正統派な秋な気がしますが如何でしょうか〜。
最近体を動かすことをしていないので、スポーツの秋が加われば
完璧ですな。
欲しいものがあって東急ハンズへ。
そうしたところこんな看板がありました。
このキャッチフレーズ、ずばり当たってますよねー。
本来の目的以外のものを見ていても全く飽きず、
靴作りとは全然関係ないちょっとした道具をみて
「これはアレに使えそうだな」と思うものが沢山
見つかる素敵な場所。あっという間に1時間ぐらい
経ってしまいます。
ただ長い時間いると度が過ぎて
「何かは分からないけど何かに使えそうな感じがする」や
「今すぐ必要なわけじゃないけど便利そう」
みたいな違う方向に向かってしまい、結局目的以外のモノも
買ってしまうと言う財布の紐がすっかり緩む恐ろしい?
場所でもあります。
結局色々買っちゃってお財布おさびし節を奏でながら帰りました。
ま、いっか。いつかは必ず役立つし(と思っている)色々ヒントを得られたし、
楽しかったし。
ビバ☆ヒントマーケット。