
ロンドン編01
前々回の投稿でお知らせしていた通り、10月末〜二週間程お休みを
頂いていました。この期間、少し仕事も兼ねてイギリス、イタリア、チェコと
旅してきました。
まずはイギリスはロンドンへ。
ロンドンは約15年程前に住んでいたことがある街です。
帰国して1年程してから靴作りを始め、いつの間にか自分で工房を立上げ、
暇だけど貧乏、から始まり貧乏暇なし、な暮らしに移ろいそんな日々を
続けているうちにあれよあれよと15年も経ってしまいました。
15年前、当然私も若かった!若かったけど、ロンドンで過ごした時間は
今の私を作り上げているのは間違いないことで、あの頃感じたことは
心の軸にいつもあって、離れていても大切な街。ようやくまた足を運ぶ
ことができそれだけで相当テンション高かったです。
(周りの人たちは相当面倒くさそうでしたが。。)
今回は着いてすぐに仕事のトラブル対処をしなくてはいけないことが行く前から
分かっていたので、到着してすぐはその感動に浸る暇もなく、滞在予定の
友人宅に行き、そこで相手先会社に電話をかけたり日本のカード会社に支払いに
関して調べてもらったりとばたばたとしてしまいましたが、友人の助けもあり
上手い具合にトラブル対処は完了。イギリス人のいい加減さに辟易しつつ、
でも何でも四角四面にやらないあたりは結構好きだなぁと着いて早々彼らの
やり方に馴染むあたり、私もいい加減な日本人であることを思い知りました。。
そして友人が「Let’s enjoy your holiday!It’s your holiday〜♩」と
楽しげに鼻歌まじりに話し始め、15年ぶりにきたのであれば当然コレを
食べるでしょ?と行って連れて行ってくれたのは

はい、フィッシュ&チップスのお店です。イギリスと言えばフィッシュ&チップス。
ココはseashell restaurantといって、ロンドンでも有名なフィッシュ&チップスの
お店です。路上で売られている油ギトギトで新聞紙に包んで500円!みたいのでも
十分美味しいですが、ココのはとっても新鮮な白身魚
(お魚だけでも6、7種類は選べたと思う)
とほくほくのチップス。15年前はもっと大きくてチップスもとんでもない量が
出されたのですがどこの国も実質値上げは回避できないようで量は全体的に
少なくなって日本人にはちょうど良いサイズになっていました。
(でも食べきれない)
お味は勿論最高です!イギリスは食事がおいしくないとよく言われますね。実際に
美味しいと思う食事を探すのは結構難しいです。特にイギリス料理は。なので
イギリスでイギリス料理の美味しいお店というとこことあともう一軒ぐらいしか
思いつかないかも。実際に15年前は頻繁に利用していたのはやはり中華だったし。
ちなみにロンドンの中華街の中華は本当に美味しいです。
まるで先週も来たかのような、とくに特別な感じもなく食事を済ませたら目の前に

あまーいあまーいガトーショコラ登場。かなり大きいです、これ。
ちなみにイギリスではデザート、特に食後に食べるデザートのことをプディングと
言います。初めてイギリスに行ったときにプディング?プリン?でもプリンじゃ
ないし?!と意味がよくわからなかったのですが、デザート自体のことをプディング
ともいうし、甘い温かい一皿って意味でもあるそうです。色々なお店で食べていて
思ったのは結構な確率で温かいデザート+冷たいアイスで出てきます。熱々デザート
に載ったアイスが溶けてドロドロになったのをぐちゃっと食べる、というのがお好き
なようです。私は昔からぐちゃっと食べるのが結構好きだったので、こういうのが
普通にあってなんて素敵な街なんだ!と思ったなぁと言うことを思い出しました。
着いて早々食べ物ネタで染まってて先が思いやられるかとお思いでしょうが、実際に
今回の旅行は食べ物ネタは結構事欠かない感じでした、良い意味でも悪い意味でも。
15日間、色々楽しいことがあったのでまたおいおい書いていきます。
と言いながら、単に思い出に浸りたいだけなのかも。。
おつきあい頂けたら幸いです。
mmk