
プラハ編01
年末で大忙しの時期に何をまだ思い出に浸ってんのさ!と突っ込みどころか
お叱りを受けそうだとヒヤヒヤモノですが、思いの外楽しみにして下さって
いる方が多いことを知り、俄然やる気出しちゃっている思い出ヒタリーナの
mmkでございます。お忙しい方はどうぞスルーして下さい。。
てことで今回はチェコはプラハ編。
プラハに行ったのは11月上旬でしたが、気温は今の時期の東京と変わらないか
もしかするともう少し寒いかなという感じでした。思い出に浸るには最高な気温?
東ヨーロッパは初めてだったので行く前から一体どんな雰囲気なのだろうかと
楽しみでした。

チェコは滞在は4日間でしたが実質二日半ぐらいしか行動できないので以前から
行ってみたいと思っていた場所があったので、そことガイドブックにも出ている
ような王道の観光スポットを回りました。「プラハ歴史地区」として世界遺産に
指定されている旧市街からカルレ橋という有名な橋を渡りプラハ城とその界隈を
回ることに。
西ヨーロッパしか知らない私には、プラハの景色は目に入るもの全てが新鮮でした。
特に建造物の色合いが素敵で(彼らからすると何てことない色なのでしょうが)
初めて訪れたテンションも相まって足取りも軽やか。。。
のはずなのですが、とにかくどこもかしこも石畳、しかもその石畳のクオリティ?が
低くて、上手に歩かないとすぐにバランスを崩してしまう!しかもプラハ城は高台に
あるので、お城にたどり着くまでとにかく坂坂坂!幸い、足首をホールドする
ヒモブーツgentooだったのでしっかり地面をグリップするように歩けたので
良かった良かった。(と言っても夜にはヘトヘト。。)
靴屋になってよかったなぁと思う瞬間でした。ちょっと見かけた日本人の
女の子の観光客が「足が痛くて歩けないよ。。。」と半泣きになっているのを見かけ
ました。皆さん、旅行のときって靴はとーっても重要ですよ!

途中セグウェイのレンタルがあって一瞬心奪われる。。。
これはこういう街では確かに良いかも。
さて、やっとの思いでプラハ城に着き、入ってすぐの寺院(トップの写真)の前で

結婚写真を撮っているカップルを発見!プラハ城は寺院や教会などの建物の
集合体で、各施設に入るにはチケットが必要ですが、プラハ城の敷地には自由に
入れるので、カメラマンを引き連れて写真を撮っている新婚さんが平日だったけど
2組いました。この日は結構寒かったんだけど、ちょっと気持ち暖まった。
城敷地内には教会や寺院の他にも

こんな素敵な色合いの小路もあってなんだかおもちゃみたい。

お城からみたプラハの街。きっとこのオレンジがプラハの色なのだろうな。
お城の中を一通り堪能し、次なる目的地がプラハ城の近くらしいということで
ぷらぷら。私の悪いクセなのですが旅に出るとガイドブックを開かない!読んだ
記憶を頼りにする傾向にある為、あいにく迷子。すごい寒いし、やっぱり石畳だしで
疲れちゃったところでとっても素敵な建物を発見。看板にカフェと書かれていたので
入ってみることに。

正確にはココはホテルで、ホテルの一角でカフェを経営。なので建物にはすんなり
入れず、ベルを鳴らして開けてもらうシステム。そのおかげなのかは分からないけど
プラハ城からすぐ近くなのに、お客さんでごったがいしている訳でもなく大変
居心地が良い雰囲気。
チェコはビールが激安で、お水より安いぐらい。体は冷えてしまったのだけど
暖炉もあるし、何より飲まないという選択肢はなくて

お店の方お薦めのビールにあうお料理とビール。
左から時計回りにポテトパンケーキ、レバパテ(を固めたもの?)チーズ2種
サラミ。バスケットにはテーブルロール各種。それとピクルス。
お味は良く言えば素材の味をふんだんに生かしたお味。残念な言い方をすると
飲み込むのに時間がかかるぐらいにしょっぱいか、全然味がしないか(苦笑)
まずいという表現とはまた違うのでコレはお国柄ということで納得させました。
そのおかげで大変ゆっくりと食事ができ、暖炉の暖かさもあってすっかり体が
暖まりました。

先述の通りココはホテルなのですが、中庭を囲むように部屋があって写真のように
中庭に面した扉から各部屋に直接入れるようになっていました。すごく素敵!
レセプションの人に「すごく素敵!」と話しかけたら宿泊客がいなければ中を見せ
られらのにね、なんて言われ、そんな勿体ぶられた言い方をされると泊まりたく
なるじゃーん。次にプラハに行くときは泊まってみたいな。
ちなみにロマンティックホテルウーラカという名前。残念ながら旅行代理店では
予約は出来ず、直接問い合わせになるそうです。
んで、最初に触れた以前から行ってみたかった場所というのは、このホテルから
あるいて20秒ぐらいのところであることがスタッフの方に聞いて分かり(恥)
早速ゴー。
そこはどこかというとヤンシュバンクマイエルの自宅兼ギャラリー。
ヤンシュバンクマイエルはチェコ出身の映像作家、アニメーション作家、芸術家と
いったところかな?有名なところだとアリスや悦楽共犯者、一番最近の作品だと
ルナシーという作品でしょうか?YouTubeであっさりと動画が出てくるので、
ご存じない方は見て頂けたらと思いますが、作品が超シュール。そりゃさぞかし
ギャラリーもシュール一色だろうと思いカフェから歩くこと20秒、発見!

ギャラリーGAMBRA。外観素敵〜。色合いも好きなお色。そして

二階のバルコニーにはなぜか人の顔が!シュール。ますます楽しみ!と思って
ギャラリーの扉を見たら何と

お休み!しかも長期の!!
技術的な理由で長期お休みって、、しかも鉛筆手書き。。
がーん!という言葉はこういうときに使う言葉なんだろうなと一人寂しく
思ったのでした。
といったものの、執着心のない私は実際に住んでいるお家が見られただけでも
良かった、てかそもそも私そんなにシュバンクマイエル本人のことは詳しく知らない
んだった!ってことであっさり引き上げて参りました。でも迷子になったおかげで
素敵なカフェとホテルも見つけられたし、色んな小路を歩けて結局楽しい一日。
最後に夜のプラハの街。

比較的治安が良いとはいえ、やはりスリなども多いので夜の一人歩きは
出来るだけ避けた方が良いようですが、こうやって夜の風景を見てしまうと
街は昼も夜も見てみるのが楽しいですね。建物から照らされる光以外に
邪魔する光がなくて綺麗だったなー。
チェコはプラハ以外にもう一つ別の街にも行きましたが、とにかく景色がとにかく
素晴らしい。余計な建物がないおかげで写真に撮ると全てが絵はがきのようでした。
実際には一本路地に入れば描き殴られたグラフィティタグにゴミ、そしてぼったくり
のお店(笑)とまぁどこにでもある観光地の悪いところもあってそういう意味でも
楽しかったです。
今回は文章も写真もボリュームたっぷりですな。ってのもそのはず、プラハは友人も
おらず一人だったので気持ち的に暇だったので写真撮りまくりました。
あともう少しだけプラハ編あるよー。
ではまたお暇でしたらお目目汚しにおつきあいくださいませ。