mmkの下駄箱展vol.03開催決定!

日頃より、スタジオmmkのブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
本日は、スタジオmmkの今後の活動をご案内致します。

サイト内の「今後の活動」でもご案内を致しましたが約2年ぶりに
スタジオmmk式個展・「mmkの下駄箱展」vol.03を開催する運びと
なりました!

改めてコチラでもご案内させて頂きます。

会場:神楽坂 フラスコ
期間:2013年12月13日(金)〜12月16日(月)
最寄り駅:東西線 神楽坂駅 他(詳しくはギャラリーのHPをご覧ください)

今回もサンプルとなる靴を数種類・各数足ずつご用意し、その場で採寸をし
オーダーをお受けする受注会となります。受注の他、鞄や革小物の販売も
行います。※写真は前回の下駄箱展の様子です。

下駄箱展開催中に展示するサンプルや販売品のご案内、ご注文をお受けするに
あたってのご案内事項などはコチラのブログで随意お知らせしていきますので、
こちらのブログも是非ご覧ください。

現在、足をお運びくださる方が楽しんで頂けるよう、12月の開催にむけて
スタジオmmk一同準備作業に励んでおります。年の瀬の慌ただしい時期では
ありますが、お時間ありましたら是非足をお運び頂けたら大変嬉しいです。
※DMの発送は11月初旬を予定しています。

スタジオmmk一同、みなさまのお越しを心よりお待ちしています。

意外?な作業

酷暑お見舞い申し上げます。

って日本語、実在しないはずだけど。。。というぐらい数年前に比べて
暑い日が多すぎて残暑お見舞いという言葉は9月頃に使うんじゃない?!
って毎日ですが、みなさま体調崩さず夏を楽しんでおりますでしょうか?

スタジオmmkは今週木曜日から来週火曜日までお休みを頂いております。
といってもmmkは冬にむけてもぞもぞと動き始めたところなのと、とにかく
この暑さなのでどこにも行きたくなーい!!ということもあって、お休みの
間はだらだらと作業をしたりしなかったりの日々を過ごしております。

ということで、以前このブログで書いた通り、新しい一足をということであれ
これと試作にも満たないような試作をしています。先述通り今回はメンズの
においのする靴、と考えていたのでまずはシンプルなダービー、外バネ靴です。
前回のヴィクトリアは変形型のバルモラル・内バネ靴だったので、どんなお洋服
にも合うように今回はシンプルに王道?な構造にしようと思っています。ロング
ノーズのヒモ短靴をワンピースに合わせたりしたらすっごく格好良いと思い
ませんか?!
(欲しいワンピースがあるので言い訳にしているだけなのかもですが・・)

といっても、靴はたかだか20数センチの狭い世界なので、僅か数ミリ違うだけで
雰囲気も履き心地も変わってしまうため、しっくりくるラインを見つけるのは結構
大変だし、そのときの気分で心地よいラインは変わることも多いので、「コレ」と
決めるのは結構勇気がいるものです。特に、足の小さい女性がメンズ風デザインの
靴を履くときは尺が小さくなる分比率を上手く考えないとヘンテコなことになるので
メンズのテイストを入れこみつつあくまで女性の靴、ということを忘れずに作らない
いけません。

あとはパンツをはいたときに裾から見えるヒモの具合や羽根のカーブの落ち方など、
ちょっとの差で絶妙に触れるか野暮靴に落ちるか、という感じですし。こういう事を
話すと「いつも大雑把なのに、結構うるさいんだね。意外〜」とか言われます。。
日頃の行いって大事ですね。(涙)

てことはさておきまして、何度かの試作の試作を重ねて、試し履き用の靴、つまり
私mmkの履く靴を作ってみてお披露目しようと思っています。どうぞお楽しみに!

しかしですね、この試作の試作をしているときはとにかく部屋はぐちゃぐちゃになる
ので絶対に人は呼べません!抜き打ちで遊びにきたりしないで下さいね。(切に願う)

今日も暑い中ご覧頂きありがとうございました。
写真にも映り込んでいますが、型紙の作業中はとにかく飲み物・お菓子・動画が
ないと作業がはかどりません。私、注意散漫なほうが肩の力が抜けて作業がはかどる
タイプなので、、
と言うことにして下さい!それではみなさま引き続き暑さ対策を忘れずに、素敵な
夏をお過ごしください。

裏があるアイツ

猜疑心たっぷり落とし穴があるよ、
と言うことではなくて、鞄の裏地のことです。落とし穴のような袋は
落とし穴じゃなくて落とし物しない為の収納ポケット。

写真だけ見るとはて?という感じですが、ひっくり返して鞄本体に
セットすると

こんな感じです。あとは別縫いした持ち手を挟み込んで鞄口を縫って
仕上げます。

スタジオmmkでは鞄のオーダーもお受けしていますが、殆どの場合は
裏地はしっかりおつけします。勿論ご要望にあわせて裏なしの一枚革の
鞄も製作しますが、製作者である私たち、特に私ホリベは鞄の中の整理が
大変苦手なので内ポケットは鞄内行方不明を防ぐ為に必須なので、裏地が
ないと成立しない感じです。よって必然的にご提案する鞄の殆どは裏地が
着いています。荷物の多い女性の方には共感して頂けると思うのですが、
いかがでしょうか??

この鞄は長年鞄のオーダーを頂いているお客様の製作途中のもの。
オーダーを頂く度に一緒に使い勝手を考えてたどり着いたポケットの配置と
構造・サイズで
「これがベストです」
とおっしゃって頂き、以後鞄のデザインは異なれどこのポケットの仕様を
ずっと採用しています。ありがとうございます。お客様発信で作り始めた
この仕様を私自身の鞄に取り入れてみたところ大変使いやすく大変気に
入っています。

鞄はサイズ感だけでなく裏社会、じゃなくて裏地の構造で使い勝手が
また一段と変わってくるので、靴とは違う面白さがありますね。

今日もご覧頂きありがとうございました。
多ポケットの鞄を使うと、時々ポケットにしかモノを入れていない自分に
気がつきます。荷物がないなら無理矢理持つ必要もないんだけど、、
でも、鞄を持っていると全体の雰囲気がおさまり良くなることが
ありませんか?!機能とファッション性、靴以上に鞄には求められて
いるのかもな。