みなさん、こんにちはこんばんは。
カラリと過ごしやすい日が暫く続いていましたが、昨日から湿ったお天気ですね。
少し前よりジメリ感があって、梅雨が近づいているのかなぁというのを勝手に
ウネリ膨らむクセっ毛無料パーマのウネリで感じる今日この頃。
さて、前回の投稿で鯉のぼりっぽさを感じる何かを製作中とご案内を
いたしましたが、そちらが完成いたしました。トップの写真のトートバッグです。
前回の下駄箱展でお披露目していたパッチワークトートのイメージを原型にし、
少し変わったカタチでレギュラーパターンのパッチワークを施してみました。
今回のご依頼はずばり「うろこ」っぽいバッグ、でした。
うろこというと魚類や両生類、は虫類に一部のほ乳類が有する表皮で、その響き
だけで若干「ぞぞぞ、わさわさー」ってしてきませんか??その感覚を超える
ためにどうしたら良いかなー、と考えた結果、各ピースをカラフルにし、ハンド
ステッチも様々な色合いで縫い上げて楽しげな雰囲気にしてみました。
いかがでしょうか?!
と言っても、せっかくお作りするのですからヘビーユースしてもらいたい。
容量もたっぷり、でも持った時にはそれなりにコンパクト、遊びを入れても
邪魔にならないサイズ感は何かなと考え、前回の下駄箱展でお披露目した
パッチワークトートのサイズがその願いを叶えるのでは?!と思ったのでした。
なので今回もきちんと
カバンの中を整理しやすく、鍵やパスなどもカバンない行方不明にならないように
ポケットとナスカンやストラップなどをつなげられるようにDカン金具を装着
してあります。容量などはパッチワークトート製作段階の日記をご覧頂ければと
思いますが、あれこれ詰め込んでも以外とコンパクトにおさまる働き者サイズです。
横から若干あおり気味で見た感じ。うろこです。でもゾワゾワしないでしょ?
製作中に作業部屋においていたところ、「錦鯉っぽい!」とか「鯉のぼり
みたいですねー」と何度か言われました。これってご希望をウマく現せたって
ことかな?!と。
前回のようなクレイジーパターンもその「パズル感」が楽しかったですが
このようにレギュラーパターンで全体のイメージを作り上げて行くのも
とても作っていて楽しかったです。作りながら「緑の革のパッチワークに
茶色の持ち手と底面で『森バッグ』とか、青系の革のピースで『ヘビバッグ』、
キャメルやカーキの革のピースで『センザンコウバッグ』なんかやろうかな・・」
と一気にイメージが膨らんできました。次の下駄箱展でご覧頂けるかも?!
そろそろ来年にむけて脳みそ動かし始めるかなー。
私たちはあくまで日用品作りの担い手なので、作家性のあるものはあまり
作る機会は多くなく、ご希望の内容によってはちょっと難しいなーと感じる
ときもあるのですが、こうやってご要望をお受けし、日用品としてしっかり
活躍できそれでいて遊びのあるものを作らせて貰えることで注文製作活動の
幅も、オリジナルアイテムの制作活動の幅もさらに広げられていると思って
います。これからも宜しくお願いします。
ちなみにこちらのお客様はこのurokoバッグに限らず遊びが大変お好きでして
urokoバッグの家族はすでにこんなに沢山。にぎやかー。
今年はあと二人(二足)家族が増える予定です。ますますにぎやかな家族に
なりそうですね。それらもぜひお楽しみに。
※一番後ろの芋虫は当然市販品ですのであしからず・・
今日もご覧頂きありがとうございました。
ところで、皆さんは「センザンコウ」ってご存知ですか?ほ乳類で唯一うろこを
持つ動物です。固ーい鱗を持っていて敵に教われそうになるとくるりと体を丸めて
敵から身を守り、「ほ乳類の鎧武士」と呼ばれているとかいないとか。
その見た目、ゾゾゾ感がすごいんですよー。
日本にはいないと聞いていたのですが、調べてみたら最近日本でも見られるところが
あるようで。あー、早く見てみたーい。
※Glück und Guteの靴下、こちらもカラフルに好評販売中!
タイミングによっては在庫切れになる場合もあるため、ご希望のお色がある方は
ぜひお問い合わせください。