こんにちはこんばんは。
今日も新しい靴のこと少し書きます。
正確には、新しい靴を作っている途中のこと、ですね。
チラチラ見せているわりに具体的に靴のデザインに触れてなくって
すみません。(ちょっと時差のある)現場ライブと思って
ご覧いただけたら嬉しいです。
前回までにお話ししていた革パターンをもとに仕上げた型紙で
フィッティングモデルを作っていきます。
フィッティングモデルというのは試し履き用の靴のことです。
ラフの段階ではあくまで革でラインを見るだけでしたが、実際に
足を入れることで見えてくる細かい修正点と、全身で見た時の
バランスなどを見ていきます。
そして肝心なこと。実際に履いた時に足と脚、そして歩行に
どのような影響を及ぼすかを見ていきます。フィッティングの
一番の目的です。
靴単体として良きラインとバランスが出せたとしても、良き
フィッティングが得られなければ結果的に活躍する一足には
ならないのが靴作りの難しいところ。
ということで、フィッティングモデルは簡略化する場所もありますが、
本番の靴と同じ工程で仕上げていきます。
裏革も付けるし、芯材も入れます。実際に歩くので仮の底材も付けて
中敷材も入れてその具合を見ていきます。
フィッティングモデル01号、まずはつりこみまで終わりました。
実際に履いて次のステップに進みます。果たして前に進めるか、
それとも振り出しに戻るのか。
さて、
今回は当初のイメージではブローギングを前提として作り始めました。
フィッティングモデルでは片足は省略という意味も込めてフローギング
一切なしでやってみたところ
あれれ?シンプルな切り替えだけも実に良い。とても良い。
ずっと見ていたら、こっちも履きたいかも?ってなっている私たち。
ただ、ブローギングなしとなると視覚的に受ける印象が変わって
しまうので、バンプの切り替え場所などはこのままでは詰まり気味な
印象となっちゃう。さぁ、困った。どうしようかな。
ブローギングなしバージョンの型紙作りにも入った方いいかも?!
今日もご覧いただきありがとうございました。
また書きます。
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