ブーツ

クリッピング加工された姿 エイが前進しているところみたい
数時間後にはこんな具合にほぼ靴に
秋が深まると、注文靴の仕事が忙しくなってきます。
今年は年始のご挨拶のカードに自分用に作った
ロングブーツを載せたためか、ロングブーツのご依頼が
多めです。
筒状になったブーツを作るとき、「クリッピング」と言って
甲の部分にカーブをつける加工をすることがあります。
(残念ながらこの作業は熱を加えたりするため自分では出来ない
ので専門の方にお願いしています。)
なせクリッピングをするのかというと、このような強いカーブを
一枚の革で作ろうとすると縫い目を入れたり切込みを入れたり
しないと出来ないので、熱を加えたりして「くせつけ」して
あげると一枚の革だけど一番目の写真のように立体になるのです。
甲の真ん中で切り離して縫って立体にする方法もありますが
今回はクリッピングをしたほうがステキかなと思いました。
これをもとにふくらはぎ周りの筒にした革と縫い合わせると
二番目の写真になるのです。ここまで来ると作業もかなり
盛り上がるんですよね〜。
今回のように、私がはいている靴を見て「それがいい!」って
言ってもらえたときにこのシゴトを選んで本当に良かったって
思います。ありがとうございます。履き心地も満足してもらえる
ように、そして冬前にお渡しできるようにガンバろっと。