
少し間があいてしまいましたが、前回の続き。
前回書いた生徒さんの卒展のあと、せっかく青山界隈にいるのだからと
思い、mmkが靴作りに出会い、多くを学んだモゲワークショップに
伺いました。
以前は原宿に工房があったのですが、2年ほど前に外苑に移転しており
移転後初めてお邪魔するとあってちょっぴり緊張。
いざ入ってみると移転しているにもかかわらず、5年前に独立したときと
変わりない空間があり、多くの人がそれぞれの思いでそれぞれの靴作りを
していました。

モゲさんは少々お取り込みなご様子でしばらく座って皆さんが作業する
風景を眺めていると、その空間から発せられるピンとした緊張感を
バンバン感じる自分がいました。
でも決して逃げ出したくなるような緊張感ではなく、背筋が伸びるような
地に足がしっかりつくような感覚で、10年前に初めてモゲワークショップの
靴教室の見学に行ったときに抱いた感覚がふっとよみがえりました。
更に様子を伺っているとなんだか見覚えのあるお顔がチラホラと。
失礼を承知でその中のお一人に話しかけてみると私がまだ専門科に在籍していた
ころには既に靴教室にいらした方々で、聞けばもう10年以上靴教室に通って
いらっしゃるとのお話。普段の暮らしの中で一つことを10年以上続けられるって
ことは本当にすごいことだなと身の引き締まる思いでした。
この後、モゲさんがお手すきになり近況報告なんぞしつつ世間話。モゲさんは
以前と変わらぬ一貫した考えをたくさん話してくださり、そして精力的に色んな
ことに挑戦し続けていてるご様子で頭が下がる思いでいっぱいでした。
話の途中で先ほどの長く靴教室に在籍する方々の話になったのですが、聞けば他に
20年近く通っていらっしゃる方も中にはいるとか。ただただ感心するばかりの
私にモゲさんは「続けるだけの価値があるかどうか話だからねぇ」と。
サラリとおっしゃられたこの一言、工房の風景で感じた緊張感、
日々いろんなことに必死であせっているmmkにとって今回お邪魔した
ことはとても意味のあることだったと思います。
最後にモゲさんと一緒にパチリ。

お変わりなく元気そうで嬉しかったデス。
