前回のトップラインの仕様の続き。
前回ご紹介したイタリアンテープとフレンチテープ以外にも様々な
仕様があります。まずは、、
切りっぱなし。

Iさんの前ゴムスリッポン。このようなカジュアルなデザインのときは
切りっぱなしが合ってます。しかし裁断面がトップラインになるので
裁断がごまかせないという難しさをはらんでます。
折り込み。

Tくんのチャッカブーツ。折り込みはかなりオーソドックスなトップラインの
仕様の一つ。実際の仕上がりラインよりも5ミリほど大きく革を裁ち、
革端を薄くすいて補強テープとともに仕上がりのラインに合わせて折っていきます。
袋縫い。

Bさんの編み上げブーツ。呼んで字の如くトップラインが袋状になっていて
縫い目が出ない仕様。このすっきり加減にBさんは袋縫いをすっかり
気に入っているらしいです。
裏から縫って表に返した時に奇麗なラインが出た時は最高に嬉しいです。
玉出し。

こちらはmmkのウチハネくつのマカロニちゃん。
玉出しは切りっぱなしのトップと裏革の間に細革を使って作った
テープを挟み込んでトップラインを縫う仕様。イタリアンテープや
フレンチテープ同様に挟み込む革の色を変えるとアクセントになって
イイです。
イタリアンテープやフレンチテープ、玉出しなど、テープを使った仕様は
先述したように装飾性はもちろんですが、補強という機能も兼ね備えています。
1日数千トンという負荷が足にかかると言われています。靴はあの小さな世界で
その負荷を足とともに支えるものなのできちんと強度も考えて作らないと
いけませんね〜。
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