みなさま、こんにちはこんばんは。
梅雨間近になって途端にカラリと乾いた気持ちの良い青空。
作業も心なしか軽やかに進む気がします。
気持ちの良い青空以外に軽やかな作業を生み出すには幾つかの要素が
必要なのですが、そのうちの一つは道具との相性のような気がします。
靴作りにはたくさんの道具があるのですが、特によく使うのは
刃物類です。写真は作業時に使うはさみや包丁・ナイフです。
特段特別なものは使っていませんが、幾つかのトライアルを経て
今使っているものに落ち着いています。
「刃物は人と共有しちゃダメ。ひとそれぞれ力の入れ方が違うから
ある人にとって使い易い刃物も別の人にとってはとっても使いづらく、
無理やり使って変な力がかかってしまい結局使い物にならなくなる。
それに、刃物は使いながら育てるものよ」
この言葉はその昔に洋服作りを習っていた時に、先生が言った言葉です。
もう20年以上前。多分先生は何気なしに言ったと思うし、その時はそんな
ものなのかなぁ〜と思う程度でしたが、なぜかその日以来私の脳裏に焼き
付いていて、今では他の人の刃物を使う時はちょっと緊張するほどです。
そんな先生の言葉もあり、写真の刃物類は全て自分専用で、できるだけ他の
人とは共有しないようにしています。あまり上手にお手入れ出来ていないので
少し恥ずかしいですが・・、初めはうまく研げなかった包丁も少しずつ研げる
ようになって使い勝手もよくなり日を増すごとに相性が良くなっている実感が
あります。
「ナントカとはさみは使いよう」なんて言葉もありますが、、先生の何気ない
一言で刃物は私にとってとても特別な存在となっているし、刃物を使う楽しさも
知ることができたし、何より自分の道具を使うことで仕事への意識も不思議と
高まっていくのがわかります。
何度も言うようで恥ずかしいですが、ナントカとハサミは使いようですが、
相性の良い刃物に出会えれあナントカでもいいような気もします。
そして、他の人が使った時に「使いにくいハサミだな」と言われたとしても
自分にとってより良い作業ができるのであれば、刃物との相性が良いと
言っていいと思うし、自分だけが表現できるモノが出来上がると言っても
いいような気がします。
これから靴作りやカバンや小物作りの世界で一歩先に進みたいと思っている方が
いたら、是非自分用のハサミや包丁、ナイフを用意してみてください。そして
たくさん使って自分だけがコントロールできる刃物に育ててくださいね。
今日もご覧いただきありがとうございました。
うちの裁断担当の鈴木氏はどんな革も写真にある何処にでも手に入るアート
ナイフを使います。刃裁きはまるでレーザーカッターのようです。

本当に不思議な刃の動かし方で真似をしてやってみるもののうまくできず
裁断している手元をいつも見入ってしまいます。メーカー勤務時代に独自で
見つけ出したテクニック。道具へのこだわり方ってひとそれぞれで
面白いです。※写真は地図とペンさんからお借りしました。
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