こんにちはこんばんは。
空気はすっかり秋めいてきましたね。
と、書き出した今日は30度を超えてますが・・

しかし、入ってくる空気が程よく乾いていて
窓を開け放っての作業は実に心地よいです。
ってことで今日も新しい靴のことを少し綴ります。
前回はラフを作ってラインを見るところまでお伝えしましたが、
そのラフを私は「革パターン」と呼んでます。
ちなみに革パターンという言葉は業界用語でもなんでもなく、
私が勝手に呼んでいるだけで、(おそらく)そんな言葉は
どの靴作り現場にも存在しないです。お許しください。
話を戻しましてその革パターン、じゃぁなんでそんな呼び方を
しているかというと、ラフで作るアッパーに直接ラインを加えたり
切り込みを入れて理想のラインを探っていくからです。
洋裁の立体裁断のような手技、かなと思います。
木型の上で描いたラインを紙に落とし込み、その型紙をもとに
革を裁断してまた木型に戻すのですが、立体→平面→立体と
繰り返すうちに誤差が生じます。
誤差が生じる理由はいろいろです。平面と立体の違いや、縫い目が入る
ことでかかるテンションの影響、素材の特性、などなど。
あとは、頭の中では理想的と思っていたラインも立体に乗せると
なんじゃこりゃ!?って雰囲気に成ってしまうことも多く(汗)
ラフの段階でそこを減らす/なくせればいいのですが、なかなか
読み切れず、私は何度か繰り返して本パターン作りに入るようにしています。
答えが分かっているのに答えが出ない、実に歯痒い時間。
でも、個人的にはこの歯痒い時間が大好きでして。
想定したことが的外れじゃなかった時は嬉しいし、
仮に的外れだったとしても、本当の的が見えてくるし。
あとは、この時間だけは本当に自分たちのための時間って感じで
単純にゲームのようで楽しい。
おまけ話のような感じですが、
若い頃に少しだけお洋服作りを学びました。
結局お仕事になることはなく、ただの服好きの人で終わったなと思って
いましたが、型紙や縫製の際のあれこれにそのとき得た知識が役立って
いると思うと服作りを学んでいてよかったなと思うことが多いです。
何より、靴はお洋服を引き立てるバイプレイヤー
はスタジオmmkのモットーの一つ。
やっぱりね、お洋服って存在が靴を生かすし活かすな、と。わずかだけども
お洋服の知識が体に残っていたおかげで靴作りと靴をいろんな角度から
見れてるなー、と。
秋冬、皆さんもおしゃれしてお出かけくださいね。
また書きます。
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