こんにちはこんばんは。
前回のおじいちゃんおばあちゃんになったら、
の話からの派生で少しほど。
まず、スタジオmmkは夫婦共々シャツが好きです。
シャツっていいですよね。何がいいってボタンの開け具合や
袖の捲り具合で雰囲気が変わる上に体温調整がとてもしやすい。
アイロンをかければピシッとした気持ちに、
洗いざらしならラフな気持ち。
着方によってもシャキッとした気持ちになったり、
ゆったりした心持ちにもなれる。
初冬から春までずっとセーター、それ以外ずっとシャツ、
夏はところどころTシャツ、みたいな靴屋です。
二人とも好みとしてはボタンは小さめが好きです。
好きなんですが、小さいボタンの付け外しが徐々に
辛くなってきました。職業柄長年酷使し続けてきた
指先の動きは同年代に比べると鈍くなるのが早いのは
仕方ないですよねぇ。
でもシャツは着たい。ずっと着ていたい。
でも指先の動きの鈍りはおそらく止められない。
そうなると目の付け所を変えるしかないのかなと。
まず、滑りの良いボタンが付いているか見るようになりますね。
これかなり大きいです。小さいボタンでも滑りが良いとだいぶ楽。
大きめのボタンでもくぼみや形によってそれほど大きく見えない
ものがあるのも段々わかってきました。今はそういうのを
探すのも楽しみの一つになりました。
好きだったものを初めて好きになった時と同じぐらいの
スタンスで好きでい続けるのは難しいのですが、好きの
軸はそのままで、好きへのアプローチを変えて好きでい続け
るってのが可愛らしく歳を重ねる方法の一つかなぁと今は
思ってます。
靴や鞄を作るときもこのポイントを忘れずにいると
軽やかにものづくりと向きあえるな、とも思ってます。
シニア靴屋、ものづくりへのアプローチをまだまだ
広げて行きたい所存です。
シャツの余談としては、
私個人で言うと、毎年一枚、一人のお針子さんが全ての作業を
担い仕上げるシャツというのを買っています。シャツは何枚も
持ってるんですが毎年心打たれてしまいついつい。。
(よく聞く一入れ一捨てというやつできないので溜まる一方・・)
お針子さんは何名かいるのですが「この仕上がりいいなぁ」
と思って担当した方のイニシャルを確認すると
(シャツの品質表示に一緒にプリントされている)
大体同じお針子さんのイニシャルが。潔い縫い目と
仕上がりなんですよねぇ。聞いたらメンズが得意な方
なんだとか。なんだか納得。
あとは仕上がりが若々しいなと感じるとそのお針子さんは
チームの中で一番の若手だったりして。面白いですねぇ。
長いお付き合いのお客様はお納めした歴代の靴の縫い目を見て
「あの人たちも年を重ねたねー」とか思っていたりするのかな。
下駄箱展についての話、早く書けよですね。
日々脱線、都度無駄話。でもこれが楽しいお年頃です。
また書きます。
スタジオmmk 鈴木満美子

