こんにちはこんばんは、おはようございます。
革のご紹介が続いたのでもう少し革のことを。よくよく考えるとブログで革について個別にご紹介することはこれまでもあまり多くなかったので少しやってみようかな、と。

先日入荷したのはからし色のタンニンなめし革。使い込むほどに明るめのキャメルになっていきます。

同じ革が経年変化した様子。13年経過のボディクロスバッグ。
スタジオmmkでは工房立ち上げ当初から同じイタリアのタンナーのタンニンなめし革を多く使っています。
そのタンナーにも様々な仕上げの革があって、主に多色揃えているのが革の表面をアイロンをかけたようにパリッと仕上げたスムース革やもみ込んだシボ革。どちらの仕上げも比較的しっかりと密度の高い印象の革で靴やしっかり目に仕上げるバッグによく合う革です。
今回仕入れたのは同じタンナーですがもともと薄手で柔かな仕上がりの革。入荷したての時はマットな質感で使い込むほどに艶やかになっていくタイプ。
一時期、ルーズフィットブーツはこの革を多用してお作りしていました。筒に入るクッションラインがブーツ自体のデザインとなってくれるほど、柔らかで愛らしい雰囲気を生み出してくれる大好きな革です。

お客様の足元。履き込むほどに自然なシワが入っていく様子が大好きな一足。(画像が暗すぎてすみません・・)
しばらくルーズフィットブーツを作る機会がなかったのもあり、ここ数年はストックから外れていましたが先日業者さんにお邪魔した際に久しぶりに拝見したらやっぱりいい革だなぁと高鳴るものを感じ、特に使う予定はなかったですが久しぶりに入荷してみました。おかげさまで今回仕入れた革を見て気にかけてくださった方がいて、この革も早速プロダクトへと生まれ変わります。形にしていくのが今から楽しみです。
柔らかな質感の革なので飾り穴やピンキングなどのエッジを立てせたいデザインの靴には不利な要素もありますが、袋縫の構造や筒もの、柔らかな印象に仕上げたいときに向いている仕上がりの革です。
スタジオmmkではイタリア製タンニンなめし革をはじめ、長くご愛用いただくために良質な素材を用いてプロダクト製作を行なっています。
オーダーの際にはデザインやお色だけでなく革の質感のご希望もありましたらぜひお聞かせください。
全ての素材を細かくご紹介していくのは難しいですが、これからもスタジオmmkでご用意がある素材をブログでもご紹介していきたいと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
また書きます。
スタジオmmk 鈴木満美子


