新しいプロダクトご紹介04

こんにちはこんばんは、おはようございます。

本日も前回の長財布03に引き続きHPのプロダクトページに
新たに加わったアイテムのご紹介です。

今回ご紹介するのはメガネケースです。

2010年ごろから作り続けているメガネケースです。

HPのプロダクトページに掲載し直すにあたり、基本構造はそのままに
しつつ、細かな仕様を見直し再構築しました。

これまで通り差し込み型のベルトでメガネの形状や大きさにあわせて
留め具合を調整する仕様です。ベルト通しには芯材を施しています。
強度を高めながらも挿し出ししやすいしなり具合です。

ケース本体は表革とライニングの間に厚手の不織布芯材を施しています。
強度は出しながらも不織布ならではのしなやかさのおかげでメガネの
形状を問わずにお使いいただけると思います。

裏地にはピッグスエードを施しています。ベルベットのような手触りが
メガネを保護し、傷も入りづらいです。

内側の底面には革のホルダーを取り付けています。

サイズは2つご用意しています。ケースの横幅は同じですが高さを変えています。

Mサイズ(赤)横16㎝×縦5.5㎝×マチ3㎝(ケース口は2.5㎝)
Lサイズ(紺)横16㎝×縦7㎝×マチ3㎝(ケース口は2.5㎝)

マチの底面は縫い込まないことでマチ自体に可動しやすくなっています。

使用例も少しご紹介したいと思います。

これまで幾度となくアイウエアを購入してきて分かったのは
ブランドによってフレームやテンプル、モダンが全然異なるということ。
とくに国が変わるとかなり違うということ。

実際に使うために調整をしてもらうと以前使っていた
メガネケースに収まらない、なんてことがあるということに
メガネを買ってから気が付くことが多いからです。

オーダーの際の参考にしていただければ幸いです。

Mサイズは一般的な形状の眼鏡がすっぽり収まるサイズ感だと思います。

Lサイズは拡大鏡メガネやサングラスなどのフレームやテンプルが大きく
立体的なものや、モダン部分を大きくカーブさせたものなどがすっぽり
収まるサイズかなと思います。

形状や加工の具合によっては袋部分からはみ出ることがあるかもしれません。
というの・・・

このメガネは私の私物なのですが、以前海外へ行った際に気になっていた
ブランドの眼鏡を購入してきたのですが、現地生産・現地の方向けに
構築されたメガネだったため、ど真ん中日本人骨格の私がつけるためには
かなり、かなりかなりモダン部分をカーブさせないと顔にフィットしない
ことが購入してからわかりまして・・

メガネ自体は普通のサイズですが、モダン部分にカーブを付けすぎたため
Lサイズに入れて保管しています。

ベルトの通し具合で留め加減を調整できるので、写真のようにモダン部分が
大きくカーブしたアイウエアの場合はケースに収める際に写真のように
メガネの上辺を下にして収め、モダン部分に圧がかかりすぎない位置で
蓋を留めるのもおすすめです。

以上があれこれと仕様を改良したメガネケースについてでした。

このメガネケースは靴教室の生徒さんとともに考えてこの形にを
生み出しました。

当時、金具を使わずにバッグや小物をつくることに強い意志を
持っていたため(革でもの作りしている人なら少しわかって
もらえるかも?!)このような仕様となりましたが、結果的に
メガネにとっていいことばかりで、バッグや小物に金具を
多用するようになった今でもこの構造はとても気に入っています。

また、私にとっては靴教室の歴史でもあるため、この構造を
守りながら細かな改良を繰り返して作り続けることが一緒に
考えてくれた生徒さんへの恩返しかなとも思っています。

今日も長くなりましたが・・
ご覧いただきありがとうございました。

次回からはプロダクトのご紹介をしつつ近況報告や
四方山話を再開していけたらです。

引き続きスタジオmmkのブログをよろしくお願いします。

スタジオmmk 鈴木満美子

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新しいプロダクトご紹介・03

こんにちはこんばんは、おはようございます。

今回も前回から引き続き新しくHPに加わったプロダクトの
ご紹介です。

今回は長財布03です。


長財布01のアレンジバージョンです。
正確に言うと、長財布01長財布02のアレンジバージョン、
でしょうか。

お財布の中身が増えてもベルトが止まるようにスナップタイプではなく
長財布02と同じベルト通しタイプのファスニングで仕上げています。
(長財布02も長財布01のアレンジバージョンです)

長財布01長財布02との大きな変更点は小銭入れです。

お財布本体の外側に取り付けました。ファスナーを開けると
片側に取り付けたマチが開き小銭が出し入れがしやすい仕様に
なっています。

この小銭入れの仕様に変更したきっかけは、年々動きが悪くなる
利き手の指先と手首です。

仕事柄、手を酷使し続けていることもあり、特に利き手は
手のひらも硬くなり手首も繰り返す腱鞘炎の影響で
動きも鈍く、指先の反応が緩やかではあるものの年々悪く
なってきていると日々感じていました。

できるだけ取りやすい小銭入れの仕様に変更したい、でも
あまり長財布の雰囲気を大きく変えたくない、と思い
今回この仕様で作ってみたところ、思った以上に
操作性もよく、小銭が取りやすくなりました。

個人差はあるとは思いますが、はっきりと意識せずとも
同じような感覚に陥っている人も多いのでは?と
思い今回のお財布はこの小銭入れを中心に他の構造を
考えていきました。

※ファスナーのスライダーの引手は利き手に合わせて
取り付ける方向を変更できます

そのほかのポイントについては、小銭入れをお財布の外側に取り付けたことで
コインケースがあったセクションは仕様が少し変わったところがあります。

これまで小銭入れを取り付けていた部分には3段計6枚のカードが入る
横型のカードポケットを取り付けました。カードポケットの背面は
お札がすっぽり収まる横広のポケットになっています。

以前までの仕様で横型のカードポケットを取り付けていたところには
浅めの横広のポケットを一段取り付けています。紙タイプのポイント
カードや保管が必要なレシートるいはこちらに収めておくと角が
折れ曲がったりせず出し入れしやすいと思います。

個人的にはお札はこの横広の浅型ポケットと先述の横型カードポケットの
間にできたスペースに入れると使いやすいなと感じています。

横型カードポケットの背面には大きめの伝票や商品券などの
出し入れの頻度が低い、でもお財布に収めておきたいものを
入れておくと折れ曲がらず便利かなと感じました。

以前と同じ仕様の箇所は縦型のカード入れです。
縦型のカード入れにはプラスティック製のカードの収納が
出し入れしやすいと思います。紙製は少し出しづらいかもしれません。

もし紙タイプを入れるときは先述の横型の浅ポケットか
縦型カード入れの背面の横型広ポケットにお入れいただくと
勝手が良いと思います。


お財布全体の大きさはこれまでと変わらず約8.5㎝×約18.5㎝と
長財布としては比較的コンパクトな仕上がりです。

容量も増えたため厚みは少し増すと思いますが
バッグの中で邪魔にならない大きさです。

年を重ねていくと、なくても困ることなく過ごせていたのに
必要どころか必須となってくるものがあれこれ増えてきました。
(例えば病院カード、それに伴う保険証、役所手続きに
必要なもろもろのカード、郵送物に必要な伝票等々・・)

キャッシュレス化が進み、現金を使う頻度も下がってきて
お財布はよりコンパクトになっていくだろうと作り手としても
思っていた時期がありますが、どうやらそれは少し違う
らしい、とここ数年感じていました。

まずは一度コンパクトであろうとすることから脱却しようと思いも
のせて今回新たな長財布をご紹介する運びとなりました。

ぜひお試しいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

(ミニマムであることへのポジティブな風潮、
マキシマムに対する排除感、
世の中のこの風潮へのアンチテーゼも実はあったりして)

次回は仕様変更をしたメガネケースをご紹介したいと思います。
引き続きよろしくお願いします。

スタジオmmk 鈴木満美子

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新しいプロダクトご紹介・02

こんにちはこんばんは、おはようございます。

本日も新たに加わったプロダクトのご紹介をと思います。
(有言不実行にならず胸をなでおろしております)

本日ご紹介するのは2wayショルダーバッグMサイズです。

これまでご紹介してきた2wayミニバッグLサイズショルダー
同デザインの新サイズです。

留め具にはこれまでと同じくひねり金具を取り付けています。
ひねり金具は片手で開け閉めができる操作性の良さが特徴です。

わたくしごとで恐縮ですが、80を超えた母親も勝手よく使っている
様子を見て、操作性はもちろんのこと、ロックをして留めるその
安全性は年齢を問わず使えるなといつも感じています。

金具のお色はお好みに合わせてご用意します。

シルバーのお色見本。※金具の仕様は変更となる場合があります

金具自体が鞄のアクセントにもなるので、装飾性も含めて
お好みのお色をお選びください。

今回の新しいサイズから蓋裏にはピッグシルキー(起毛革)を
採用しました。

これまでのスムース革よりも手触りが滑らかで傷が入りにくいのが
特徴です。お色は多色ご用意しています。オーダーの際には
ご希望のお色みをお聞かせください。(ご希望に沿えないこともあります)

背面には仕切りのない平面ポケットを取り付けています。
スマートフォンやパスケース、キーケースなど、さっと取り出したい
アイテムを入れるのにちょうどよいサイズです。


着用例です。
お財布やメガネケースなどのデイリーアイテムやA5サイズのものが
ちょうどよく入る収納力ですが、すっきりとしたサイズに仕上がっています。
縦約18cmx横約27cmxマチ約7cm。※独自の採寸方法です

今回もいつも通り、ふたには縁取りテープを施しています。
装飾性はもちろんのこと、補強にもなっています。

私はこの縁取りテープ+ひねり金具という仕様が大好きで
これまで2wayシリーズを作り続けていると言っても過言では
ないかもしれません。

今回新しいサイズを作るに至ってはリクエストをいただいたことも
ありますが、私自身が年を重ねて鞄に求める容量や使い勝手が
変化してきたことが大きな要因だったと思います。

というのも、まず若い時のようにミニマムの荷物では済まないことが
増えてきたということ。

持ち運ぶアイテム自体は増えていないけど、それぞれのアイテムに
ボリュームが出てきたなと感じ続けていたここ数年。

多分これは親を含めサポートを必要とする人が周りに増え始め
目を向けるべきが多くなってきたことに加え、自分自身にも
目を背けられないことが起きてきたからかなと思っています。
(例えば老眼、例えば病院関連、例えば役所関連、等々・・)

更に、身体的な変化もあり大きなバッグに気持ちが負けて
しまうことも増えてきました。(もちろん大きいバッグの
気持ちの時も多々あります)

そんな時に、ボリュームを増してきた必須アイテムを
収めるのにちょうどよい、そして自分の大好きな仕様で
新しいバッグが欲しいなと思ったことが原動力になり
仕上げました。

実際に使い始めてからは自分で言うのもなんですが
とても勝手が良いサイズで、少ない荷物の日でも
大きすぎないサイズのおかげでどのような洋服にも合うし、
先述のように比較的に入れるべきが多い日でもちょうどよく
収まるのですっきり感を損なわない。自信をもって
おすすめできるバッグが仕上がってホッとしています。

自分自身が次のライフステージに進むときには
必要とするバッグが異なってくると思うし、これまで
作ったバッグで眠っているものが突然活躍することも
あるのもこれまでの経験上よくわかっているので、
これからも様々俯瞰しながら長く使いたくなるバッグを
ご紹介していきたいと思います。これからもよろしく
お願いします。

2wayショルダーバッグ・サイズM ページはこちらから

姉妹サイズ
2wayミニバッグ
2wayショルダーLサイズ

今日も長くなり恐縮です。

次回ご紹介する新しいプロダクトは長財布です。
引き続きよろしくお願いします。

スタジオmmk 鈴木満美子

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またまたご無沙汰でございました・・

こんにちはこんばんは、おはようございます。
そしてそして、またまたお恥ずかしながら
ご無沙汰しております。


時々ブログを覗いてくれている方がいるとわかっていながら
ついキーボードを打つ手が止まってしまい情けない限りです・・

改めまして、スタジオmmkのブログをご覧いただき
ありがとうございます。

プロダクトページなどでは新しいアイテムを追加していましたが
こちらではご紹介していなかったのでブログでもご紹介
していきたいと思います。よろしくお願いします。

今日はキルトモカシンの新仕様のご紹介です。

初めてキルトモカシンを作った時から20年以上の時が経ちますが、
この佇まいが今も変わらずとても好きで、でも改善の余地が
あるなと思いがずっとありました。

ここ数年は残暑も長く、秋の終わりも寒さを感じない日が多く
サンダルのような気持ちで履ける一足を追加したいなとの
気持ちも湧いてきたことから、今回新たな仕様で
キルトモカシンを作ることにしました。

スタジオmmkのキルトモカシンはトゥルーモカ製法と言って
底面から立ち上げた革を手繰り寄せるように甲の革と縫い合わせて
形にしていく手法で作っています。


ふまずからつま先にかけては中底がないため大変屈曲が良いです。

その軽やかな構造がサンダルのような感覚として足を滑り入れて
いただけるかなと思いますし、屈曲の良さからもドライビング
シューズとしても活躍すると思います。


今回の大きな変更点はダブルバンプ構造(総裏張り)で
仕立てたことです。裏地のない軽やかさも良いですが、裏地を
つけることで全体に張りを与えてくれたかなと思っています。

さらに、総裏張りにすることでかかと芯を入れた構造になりました。
モカシン特有の革伸びを防ぎさらなるホールド感を出せたかなと
思います。

今回は履き口の靴ひもをトップラインのイタリアンテープに通した状態で
縫い上げています。履き口を絞った際に足に当たりづらくなっていることに
加え、スッキリな表情に仕上がっています。

履き口に通した靴ひもは甲のキルトに通せる仕様です。
履き口を絞るとともに甲の絞り加減でもホールド感を調整できます。
フットウエアの厚みや素材によって絞り加減を調整できるところも
気に入っています。

マッケイ縫いを施した革底にはクッション性の良い合成クレープ材を
全貼りしました。

中底がない分、底材はしっかりとさせたいところですが、
せっかくの全体の軽やかさを損なわぬボリュームに削り込みました。

モカシンのその構造からどうしても長時間の歩行には足脚への負担が
通常の靴よりも大きいため、靴屋の視点からは”サンダル以上靴未満の履物”
としてご提案をしています。

ただ、今回仕上げたキルトモカシンはかかと芯を入れることで革伸びによる
履き口の落ち込みを防ぎ、履き口から甲にかけて通した靴紐を絞ることにより、
より靴寄りの履き心地を感じていただけるかなとも思っています。

パンプスソックスやスニーカーソックスに合わせればより軽やかに、
チャンキーなものを合わせるとアクセントを出せ、タイツや薄手の
ソックスであればすっきりした佇まい。


より安定感のある仕様となったことで相性の良いフットウエアも
幅が広がったことでコーディネートの楽しみも増えたかなと思っています。

春夏はもちろんのこと、秋冬にも楽しんで欲しい一足です。

キルトモカシン(総裏仕上げ)についてはプロダクトページでも
ご紹介しています。合わせてご覧いただければ嬉しいです。

次回は2wayショルダーバッグ Mサイズについて書きたいと
思います。引き続きよろしくお願いします。

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St.Ivesと名付けた靴を作りました

こんにちはこんばんは、おはようございます。

またまた間が空いてしまいましてお恥ずかしい限りですが・・
しばしの間オーダー製作に集中の日々でした。

ひと段落したので(ひと段落できないぐらい多忙が理想ですが・・)

本日はかねてよりちらちらと話題に挙げていた新しい靴のご紹介です。

※以下ご紹介する一足は展示見本用としての完成形ではなく
自分の足で試す一足のため、今後少しの仕様変更があるかもしれません

ーーーーーーー

Uチップを施したホールカットのひも短靴です。
St Ives/セントアイヴス と名付けました。

Uチップはローファーのキングスクロスの仕様を踏襲し
手縫いではなくミシンですっきりとした印象に仕上げに。

トップラインもキングスクロス同様パイピングにしました。

※これはどちらかというとキングスクロスを作る際にひも短靴の
トップラインを落とし込んだ、というほうがしっくりくるので、
結果的にキングスクロスとセントアイヴスはサイドA/Bと
になったのかなと思います

バンプをホールカットにしたことで腰革はさらりとした
印象になったためカウンタには少しボリュームを感じる
切り替えを入れました。

ーーーーー

今回は木型も手直しをしたこともあり、この一足は00足目と
みなし、頭の中に散らばった自分の欲しい要素や仕様を
取り入れた靴を作ろうとだけ決めました。

・Uチップ、でも内羽根靴感
・白い革
・カントリーサイド感

頭の中に散らばっていたのはこのあたりかな。もうちょっと
あったかもだけど。

全く初めての試みもあったため、何度かのトライアルののちに
製作に取り掛かったのに要修正・要精査な箇所がたくさん
出てしまったのですが・・

それでもやってみたいことを落とし込めたこと、頭の
中に描いていたものが形になって実に嬉しいです。
ブラッシュアップさせる楽しみもできました。

まずは取って出し、00足目の完成のご報告でした。

履いた様子や外観的なこと、よりクリアになってきたら
正式な展示用靴を作る予定です。その際にはまた
こちらでもご紹介しますし、せっかくなので名前の
由来はこの靴が出来上がるまでのことなど、追加の
ご紹介もさせてください。

この白バージョンはいつでもご覧いただけますので
工房へお立ち寄りの際はぜひお手に取ってご覧
いただけたら嬉しいです。

久しぶりでしたがご覧いただきありがとうございました。
あれこれとやっていることもあるので、それらも少しずつ
書いていきます。引き続きよろしくお願いします。

スタジオmmk 鈴木満美子
https://www.instagram.com/studio_mmk/








【再掲載】ムートンルームシューズの洗い方

こんにちはこんばんは、おはようございます。

またまた間をあけ気味となってしまいまして。。

新作靴についてはほぼ形になっていて仕上げ一歩手前まで来ているのですが、合間にこまごまと集中が必要な作業や事務仕事もあり、少しだけ見て見ぬふりをしている期間に入っておりますがもうすぐご紹介できるかな、したいなの域です。

今日はその前に、ムートンのルームシューズの洗い方についてのご案内です。

HPがだめになっちゃう前のブログでもかなり細かくお伝えしていたんですが、なぜかその時期の数件分のブログ記事だけデータが引き継げず、テキストも見つけられなかったため再度ご案内します。当時のような言葉を紡げるとよいのだが・・

ーーーーーーーーーー

中敷きを外し、ムートンの巻き毛の間に入り込んだほこりや汚れを搔き出してからバケツやタライにたっぷり水を張り、水洗いしてください。

埃の搔き出しは衣類ブラシなどでもいいですし、ペット用のブラシも有効です。もし手持ちがなければ自分の指をコームだと思って細かく動かしながら指ブラシをするのもよいと思います。

もし掃除機などを使うときは毛ブラシなどのノズルを使い、最弱の吸引力で行ってください。(強い吸引力だと巻き毛が千切れたりスエード地が伸びる恐れがあります)

水洗いをしたらウール用の洗剤を入れて洗浄します。

巻き毛部分に関しては指先を使って頭皮をマッサージするように優しく洗ってください。

スエード部分はなでるように洗うと傷がつきづらいですが、超軟素材のブラシなどでスエードの毛流れに沿うように洗うのもおすすめです。

底面に滑り止め材として縫い込んだスエード地は特に汚れがこびりつきやすいののでブラシを使うとよいです。

その際に縫い目がほつれていないかなども併せてチェックすると良いと思います。(手縫い糸にブラシを強くかけすぎると手縫い糸に負荷がかかりますのでご注意ください)

洗剤での洗浄を終えたらを2,3回水を取り換えてすすいでください。

すすぐ前に両手でルームシューズを挟むように持ち洗剤を含んだ水分を軽く脱水してからすすぎに入るとすすぎの回数が少なく済みます。

一点ご注意点としては、洗うときとすすぐときの水温が大きく変わらないように気を付けてください。

もしぬるま湯(40度以下)で洗う場合はすすぎもぬるま湯で冷たい水で洗うならすすぎは冷たい水で。

この辺りはセーターを洗う時と同じだと思ってください。

すすぎを終えたら軽めの脱水をかけます。

脱水をする際はムートンのルームシューズの中に型崩れしないように新聞紙を入れてください。

新聞紙を入れたら片足ずつタオルにくるみ、さらに洗濯ネットに入れてデリケート洗いコースの脱水を1-2分かけてください。洗濯ネットは片足ずつ入れるのを推奨します。

脱水を終えたら湿った新聞紙を取り出し新しい新聞紙を詰めてください。

ルームシューズの履き口を立ち上がらせるように
新聞紙を詰めると保形になって◎です。

干す際も片足ずつネットに入れ、互いが接触しないようにピンチなどにぶら下げて直射日光が当たらない風通しの良い場所に干してください。

時折新聞紙の湿り具合を見て、乾いたものと交換するのもおすすめです。

しっかりと乾かして中敷きを入れて完了です。足入れの際の圧で寝てしまいくったりとしていた巻き毛も搔き上げるように洗うことでふっくらもっちりとした肌触りが戻ってきました。

ちなみに中敷きも上記の方法で洗濯をして再利用も問題ありませんが、数か月足を入れているとかなり圧がかかっているので思っている以上にヘタってしまいます。

これは私が2か月ぐらい履いた状態。右足の指を思いっきり踏ん張っていて毛がほとんどなくなってます。自分の歩行癖や体重のかかり方がわかってこの点でも中敷きを取り出してみるのはおすすめです。

靴教室の生徒さんはムートンを一枚購入したうえで作った方がほとんどなので、余った部分で作り変えてみてください。履き心地が全く変わって気持ち良いですよ。

ムートンの中敷きの下に入れているウールフェルトの中底材はご用意がありますので交換したい方は遠慮なくお知らせください。

ご紹介しているムートンのルームシューズはすべてが天然素材で出来ていて、保温力だけでなく放湿力にも長けています。

夏場は素足で履いていただくことでいつでも足元がさらさらと気持ちよい状態です。

寒い季節ははもちろん、春夏でもお試しいただきたい一足です。

ムートンのルームシューズはオーダーでお作りしているほか、靴作り教室でも作ることができます。

ムートンの価格がこの冬もかなり高騰すると思われます・・もしこの秋冬にオーダーしたいなという方や作ってみたいなという生徒さんがいらっしゃいましたら早めにお声がけいただければ先に素材の仕入れもできるかなと思います。お気軽にお問い合わせください。

お選びいただけるお色など、ムートンルームシューズの詳細はこちらのページからご覧いただけます。

長い説明となりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。

スタジオmmk 鈴木満美子

スタジオmmk通販部
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攻めきれてないのかも

こんにちはこんばんは、おはようございます。

昨日から急に暑さ優勢な季節感となってきましたね。
日中は空気が程よく乾いていて、
「ここは市川市サンディエゴかな」
の、毎年恒例で恐縮ですがこの時期のお決まりフレーズで
今日のブログを始めたいと思います。よろしくお願いします。

靴教室でもサンダル製作を急ピッチで進める生徒さんが
何名かいて、あっという間に夏が来るのかなとソワソワ。

スタジオmmk的には新作靴の試作を引き続き。
これまでのブログでもお伝えしていますが、見本靴を
作る前の試し履き用の靴は白なので梅雨前の爽やかな
季節に仕上げて早く履きたいなの思い。

一方で、せっかくの試作なのだからと攻めてたつもりでしたが
作業が進むにつれて臆した感があちこちと出現、
めちゃくちゃビビってるじゃん!ってなってます。。
(攻めたつもりになってた時のブログ記事はこちら。。)

まずは粛々と靴を完成させて履いてみて、主観を大切に
しつつ生徒さんや身近の方の評を聞きながら攻め部分を
再考したいなと思います。

トップラインはパイピングにしようかなと思っています。
もう少しすっきりの方がいいかなぁ。どうだろか。
足あたりは良さそうかな。

そろそろ靴の名前も考え始めてます。
ずっとシリーズ化しているので、今回も過去に訪ねたことのある
ゆかりのある土地の名がいいかなとぼんやり思ってます。

また書きます。

スタジオmmk 鈴木満美子
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試作で攻めておく

こんにちはこんばんは、おはようございます。

4月に入ってもすっきりしない天気の日が
多く、なんだかモヤモヤ。

そんな気持ちを吹き飛ばすべく、新作靴の試作・
白い紐短靴の製作を進めました。

今日のチラ見せ、トゥ部分。

ずっとUチップの紐靴をコレクションに入れたかったのですが
なかなかそのモードにならなかった時にローファーのオーダーを
いただき、Kings Cross キングスクロスが新たにコレクションに
加わったことをきっかけにUチップ熱再燃、Uチップの紐短靴
を作ろう、となりました。

試作ということもあり、Uチップの革キワに落としミシンも
入れてみました。今回の新作はシンプルな構造だけども
陰影感のある仕上がりを出したいなと思っているので、
落としミシンは良き演出になるかなと。

釣り込みにどう影響があるか、釣り込みがどう影響するか、
ここは作ってみないとわからないのでうまく進むことを
祈るばかり。

ちなみに、さっきから落としミシン落としミシンと
連発していますが、落としミシンというのは
革の重なる部分を抑えるための縫い目とは別で
革端の真横、キワキワに潜らせたように入れる
飾りミシンです。

飾り、と書いたけど、補強の意味もあります。
というか、靴の歴史的には補強が先なんじゃないかな。
(不勉強で恐縮ですがここは憶測です)

その昔、補強材が発展していなかった頃は
縫い目も芯材の役割でした。イメージしやすいのは
ウエスタンブーツの筒部分のステッチで施した
模様。あのステッチのおかげで筒はしっかり。

スタジオmmkでは落としミシンがその靴の表情を
作っているのはマカロニのバンプ部分です。よかったら
マカロニページの画像でみてみてください。

情報を小出しにするほど大それたことはしないないのですが
(すみません)
新しい靴については今日はここまで。また書きます。

スタジオmmk 鈴木満美子
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studio mmk since 2003 ・2024年編

こんにちはこんばんは、おはようございます。

4月も軽やかにブログ投稿を続けられたらなの
気持ちで4月初記事です。
今月もよろしくお願いします。そして、

スタジオmmkはこの春で工房立ち上げて
21年となりました。

心寄せてくださる全ての方に、感謝の
気持ちでいっぱいです。
いつもありがとうございます。

毎度の表明となってしまいますが、
これからも軽やかにでも真面目にそして
自分たち自身も楽しみながら、お客様や
靴教室の生徒さんの期待を超えるモノづくりを
これからも続けていきたいと思っています。

22年目に入って最初のお仕事はひも靴の
マカロニのフィッティングでした。

工房立ち上げ初期の頃から作っている靴に
今でも関心を寄せてもらえることは何より
嬉しく、そして背筋が伸びる思い。新たな
コレクションも時を経ても気になる存在と
なったら良いなの想いです。

(新作靴の試作も進んできたらこちらで
ご紹介していきます)

昨年は節目の年ではありましたが思うような
活動が叶わず歯痒さが残る一年でしたが
今年は工房の外での活動も少しずつ再開
したいと思案中です。

どのようなスタイルになるかまだご報告
できるほどの準備ができていませんが、
私たちの手仕事を心地よく過ごせる空間で
軽やかにご覧いただける機会を設けられ
たらと思っています。

ご報告できる段になりましたらこちらで
一番にお知らせしたいと思います。
ご期待いただけたら嬉しく、そして大きな
励みになります。

改めまして、22年目も、この先も、
スタジオmmkをよろしくお願いします。

スタジオmmk 鈴木満美子
https://www.instagram.com/studio_mmk/

浄化を期待

こんにちはこんばんは、おはようございます。
なんとか三日坊主は乗り越えましたが、4月になったらまた
投稿を止めてしまいそうな気がしたので本日も徒然なるままに。

二つ前に投稿した新作靴の試作用の革を荒裁しました。

試作🟰私物なので今履きたい靴のイメージをそのまま投下。

白のひも短靴が履きたかったんですよね、ずっと。なので
新しくご紹介するのは短靴のひも靴です。今回の試作は
履く気満々なので見本用はまた別の色で作ると思います。
(流石に履き込んだ白い靴を見本に
するのは気がひけるので)

裁断は少し先にしようかなと思っていたんだけど、今日は
朝から嵐のような天気に加えて不穏な出来事が立て続けに起こり
心のモヤモヤに飲み込まれそうだったので
浄化だ浄化!と思って革を作業台に広げた次第です。

ぎゅっと詰まった芯まで真っ白なイタリア製の革。

過去に何度かオーダーでも使用していますが
コレクションの中だとチェルシーに使用しました。

お恥ずかしながらですが自分たちのブライダル用に
作った靴をコレクション化しました。

照れくさいですがブライダルの撮影も、

この靴を持ってロンドンへ行ったことも、

全て楽しい思い出。
ストックがわずかand取扱先が閉業していて
途方に暮れそうになってましたが、なんとか
取扱先を見つけまたしばらくはご提案できそうです。
白い靴をお探しの方がいらっしゃいましたらぜひお問い合わせください。

ちなみに今週末は3/30,31土日ともに靴教室です。
見学もお受けしています。

靴作り、楽しいですよー。敷居高いかな。
全然なんだけどね。

もっと気軽に靴作りが生活に取り入れ
られる方法はないかなぁ、をずっと模索。

また書きます。
明日は書けるのだろうか。
どうかな。

スタジオmmk 鈴木満美子