
毎年愛用のサンダル。
サンダルだけど靴のようにガンガン歩けるのが気に入って
毎夏ごとに減ったヒールを直したり、中敷きを作り返したりと修理を
繰り返して履いていた。。。のですが、昨年は下駄箱展の忙しさを
言い訳に修理をせずに過ごし、今年を迎えてしまいました。
今年の夏は例年に比べてとても忙しくて、自分のことまで手が
まわらないなぁ。。。。
とまたまた言い訳をして今年も修理をせずに履きはじめたのですが
ある日近所のコンビニに買い物に行ったときにパッチンパッチンと
変な音がするのでなんだろうなぁと思ってふと足下をみると、
サンダルのオシブチがはずれ、更につま先も少しはがれている!!
見て見ぬ振りをしていたけれど、中敷きの革もボロボロ。。
これじゃよそのお家に遊びに行けないですよね。。。
2年もほったらかしにしていたのでとにかくサンダルはかなり怒っているらしい。
しかもこれを直さないと家に帰れない。。。
と言うことで
サンダルとの2年の溝を埋めるべく早速修理にとりかかりました。
見てみると。。。

ヒール減り過ぎです。お客さまや生徒さんに偉そうなこと
言えないですね。。。

中敷きのクッションが部分的にへたり過ぎです。ここだけ減ってたら
余計な力がかかり過ぎて足に悪すぎです。。。
と反省しつつ、そして履いて帰らなくてはならぬとの熱意で
速攻修理完了させました〜。

今回は中敷きにステッチは入れずすっきりした感じになりました。
クッションを入れ替えたので足あたりばっちり、ヒールも直したので
傾きも起きず更に歩きやすくなりました。
サンダルも生き延びたと安心してくれていることでしょうね、
きっと。
新生児サイズ

気が付いたら梅雨明けしていたくらい、またブログを放置。。。
とこの間は、ひたすら縫って縫って縫っていた2週間でした。
今まで何度か鞄を御依頼下さっているお客さまからの新たなご注文が
入ったのが2月。お子さまが6月末に生まれることになった為、ママバック
にもなるし、職場復帰後にも使えるようなサイズ、仕様をご希望。さらに
産休に入ることを考えると4月には手もとにあると嬉しい、
との事だったのですが。。。
革の入荷が予定より大幅の大幅に遅れ、革が届いたのが6月の終わり。。。
革が来ない間は悶々とした日々。
幸いお客さまからは「ゆっくり作って下さい」との励まし?慰め?
お許し?のお言葉をいただき、革が届くや否や腕まくりで製作に着手。
と、製作開始したものの、今回は仕様が(mmkにとっては、、、)
やや複雑でいつもよりも一つ一つの行程の進みが悪い!
唸りながらの作業もありましたが、ここは悶々としている場合では
ないのだ!と完成した姿を頭にイメージして自分を奮い立たせながら
縫い続けること2週間、ようやく完成しました〜。
ちょっと分かりづらいですが、
今回はサイズは大きく、そして沢山ポケットがあることが一番の
ご希望だったので中の仕様にはかなり気を使いました。

お渡し時期が遅れてしまったため、すでにお子さまが生まれているので
直接お渡しすることが出来ず、完成後すぐに発送。
するとこんなに可愛らしい写真を送って下さいましたー。

しかも頂いたメールは
「とっても気に入りました!」
作り手として一番嬉しい一言が書かれていて、可愛い写真に癒され、
嬉しい言葉に癒され、今回もモノ作りの楽しさを改めて感じることが
できました。ありがとうございました。
皆さま、ご苦労様でした
靴教室の生徒さんの靴をmmk靴工房のメインサイトに
アップしました。ぜひとも御覧下さいませませ。
今回はコバを出さないタイプの底付けの生徒さんが沢山いました。
コバなしのタイプの時は底材の剥離を防ぐためにマッケイ縫いという
手法を行うことが多いです。
流れとしては底を作ってから靴に貼り、完成前に一度木型から外して
靴を底材を縫う、となります。と、簡単に説明してしまいましたが
靴の中に手を入れて縫うのと、ちょっぴり特殊な縫い方をする為
つま先辺りは見えない敵と戦う感じです。使用する糸も麻糸ではなく
カラフルなクラフト用の手縫い糸。糸も針も太くて苦戦に追い打ち。。。
縫っている間、とくにつま先辺りを縫っている時の皆さん表情は
哀愁ただよう曲を歌う演歌歌手のような渋ーい表情でした。
皆さんと皆さんの手、本当にご苦労様です。
皆さんの努力をみて頂きまショー!


かくれんぼ

ある一足の横顔

かと思いきや、向こう側にもう一足靴が隠れてました〜。
茶色君は28.5センチ、緑ちゃんは23センチ。靴in靴できちゃいそうな
くらい大きさが違います。5センチ近く変わると遠近感失ってしまう
くらいですねー。
28.5センチはmmkが今まで作った靴の中で一番大きいサイズでした。
木型も重くて作業中に腕がへばってしまいそうでしたが、大きい靴は
つり込みやコバ周りの処理がしやすいなぁとも思いました。
小さい足は木型の「径」が小さくなってくるためつり込みが
大変だったりするので、一長一短ですね。
28.5センチの足のお客さまは身長もとっても高くて190センチくらい
あるそうです。足の大きさは身長に比例することが多いと思います。
現代人は日々体格が進化しているとよく耳にしますが、背が高い
男女が増えて、女性で25センチ以上も当たり前、な時代がやってくると
嬉しいですねー。
なにせmmkは足25センチなのですが、脱ぎ捨てた靴を見て「男性用?」って
よく聞かれその度に複雑な気持ちになるものでして。。。
考えに考えた人

美容師のお客さまより靴のご注文を頂いた時に
「シザーケース、作って欲しいのですが。。。」とのご要望。
専門用具だし、使い勝手がどの程度のものなのかが分からず
少し迷ったのですがお受けすることに。
というのもシザーケースの使い手は靴のお客さまの奥様で、
同じく美容師さん。既成のシザーケースは5.6丁用が多いそう
なんですが、女性は小柄なのでハサミを何丁も入れると
重くて腰がいたくなってしまうとのこと。悩んでます的な
ムードに弱いmmk,さらに奥様へのプレゼントと言う素敵な
お申し出に「喜んで〜」とお受けしました。
ハサミはメインに使う3丁だけ入れば十分な大きさで軽めに
して欲しいとのご希望。実際に試作をしてみて気が付いたことは
3丁用に仕上げるとシザーケース自体が小柄で、中に入り込んだ
髪の毛を掃除しづらい。。掃除しやすいように大きくすると
シザーケース自体が重くなってしまう。。
使ったことがない故の盲点が次から次へと現れる。。。。
うーんと考えて

シザーホルダー部分は取り外せるようにしてシザーホルダーの
髪詰まりを起こさないように。あとはコームやブラシを入れる
ポケットに広がるマチを付けて底面カバーを外して上から
フーッと息を吹きかけると髪の毛が外に出ていけるよう、
簡単お掃除ができるようにしてみました。

ちなみにこちらはハサミを入れた様子。(美容師さん用ハサミを持って
いないので図工用ハサミで失礼致します。。)
こんな風にベルトにもクリップをつけられるのポケット部分と
合わせると結構な本数挟めそうです。
初めて作ったものだし、使ったことのないものだったため
お渡しする時にはかなり緊張しましたが、大きさ、構造、デザインに
お客さまより合格を頂きました〜!今回は相当考えまくったので
本当に嬉しいです。ありがとうございます。
お使い頂いて是非感想、駄目出し等々お聞かせ下さい!
チャオ〜
しばらくイタリアに行っていたKさんから
「帰国しました〜。遊びに行ってもいいですか?」
と連絡が入ったのは今週の始め。
そして昨日素敵なお土産と楽しい土産話を持ってきてくれました。
写真はお土産とは別に差し入れで持ってきてくれたティラミス。
しかもKさん手作り〜!
イタリア滞在中に何度も作っておぼえて帰ってきたそうです。
ってことで作業そっちのけでその場にいたみんなでいただきました。
とっても美味しくてダントツ一位で食べ終わりました、私。。
Kさん、ありがとうございました、そしてご馳走様でした。
その後も談笑をしていると
「また渡伊の予定があるのですが教室再開したいです!」
って言ってくれました。わーい、これでまた一緒に作業が出来るし、
さらにはティラミスがまた食べられますねー、ぬふふ。
Kさん、改めましてよろしくお願いします。
ということで今日から早速作業に来てくれました。
まずは今まで作った靴の修理から始めました。数ヶ月間が開いていますが
すんなり作業しているところが男前〜。
今週は数年ほどお会いしていなかったお客様からご連絡を頂き
来週お会いすることになったり、結婚報告をしてくれた生徒さんが
いたり(オメデトウ!)嬉しいお知らせが多かったのでいつもに増して
楽しい一週間でした。
こっそり更新しています
カオリとニオイの間に

このところ、底付け作業の後に偏頭痛が起きて困っています。
今までは平気だと思っていたシンナーのニオイが体質が変化
して受け付けなくなって来たのでしょうか。。。
勿論化学物質なので受け付けなくて当然です。
が、片頭痛が起きては仕事にならないので鎮痛剤を飲んで
対処していましたが、その都度薬を飲んでいてはそれこそ体に
宜しくないと思い、行き着いたのがアロマオイル。
偏頭痛に効くカオリはペパーミントと聞き、早速入手しました。
思い込み効果もあってか緩和されている、、気がします。
ペパーミントは汗を抑える作用があるそうなので、これからの
季節にもぴったりですね。
作業中、片頭痛を感じたりやけに汗が出るようなことがあれば
生徒の皆さんも使ってみて下さいね。
ただし、ペパーミントはカオリは高揚力もあるそうで、嗅ぎ過ぎると
眠れなくなるそうです。リラックスしたい気分の方はほどほどに。。。
初号機の孫

春先にお預かりしたまま着手出来ずにいたお客さまの靴の
底修理を今日は行いました。
この靴はたしか5年ほど前にご注文いただき、御覧の通り
かなーり履き込んでいただけているのがかなーり伝わります。
帰って来た靴が履かれた感満載だと本当に嬉しいんです。

この頃は踵にキーホルダーを付けて楽しんでました。
この型はmmkがアデリーと呼ぶ型の初期の頃のものです。
最近のアデリーよりもカジュアル感が強いです。
自分用にも勿論作りました。大のお気に入りでしょっちゅう
履いていました。で、しょっちゅう履いていたお陰か、
目に留めて頂く機会も多かったようで、多くのお客さまに
ご注文頂きました。履いている姿を見て気に留めていただける
なんて、こんなに嬉しいことはないですね。

底を張り替えた後の姿。
型紙のラインをとり直したり、縫製や底付けのやり方を
改めたりと、幾度の更新を重ねながら靴作りを続けているのだから
今現在作り出す靴の方が技術は上がっているとは思いますが、
(と願いたい。。)
改めて見ると、未熟だった部分が沢山あり精進せねばとの思いはありますが、
このころだけの雰囲気があるなー、この時に考え出した方法があったなぁ
と思いにふけってしまいました。
色々な意味で修理は初心に帰れる良い機会です。
ありがとうございます。
大きな力の小さな相棒

5月末の出張控え、ただ今フィッティング用の靴を製作中。
写真はつり込み現場です。
つり込みの時に大変重宝しているのがこのミニミニ椅子です。
これは友人が仕事のつてを使って幼稚園で使われていたものを
入手してくれて、昨年の下駄箱展のときにディスプレイ用にと
プレゼントしてくれたものでしたが、実際に靴作りの現場でも
大変役に立つ小さな相棒です。
つり込みや、出し縫い、コバ切りなんかは低い椅子の方が
重心が下がって作業がしやすいのですが、幼児用椅子がこんなに
効率良く作業が出来るアイテムとは使うまで思いもしませんでした。
背もたれも付いているのでちょっと疲れたなー、ってときは
寄りかかれるし。この椅子で作業をする時は普段の椅子がテーブルに
変身。こんな風にまわりに道具をセッティングするのもオママゴトを
しているみたい、とちょっと楽しんでみたり。
今さらですが改めまして。。。
Jちゃん、アリガトねー。

