エコなのか、セコなのか。 其の二


mmkセコプロジェクトはまだまだ続きます。
今回は補強テープです。
革は買ったときは硬くてパリリとしていても、使い込むうちに
芯が揉み解されてやわらかく馴染んでいきます。馴染んだ革は
風合いが出ていい雰囲気になりますが、その反面革の強度が
落ちてしまうのです。
靴ヒモ通しや手縫いの穴を開けたり、足当たりを良くする為に
革をすいたり(革を薄くそぐこと)と、革が弱くなってしまう
作業工程が靴作りには存在します。
しかし靴は一日中履かれ、歩かれで結構な運動量で酷使されるもの。
そこで製作段階でしっかり補強をしてあげることで、パリッとした
雰囲気を残すことが出来ます。そんな補強作業に大活躍なのが
補強テープ。
世の中便利なもので、上記のようなテープ状になった補強テープが
売られているのですねー。用途に応じてさまざまなタイプがあって
とても便利です。テープにははじめから接着剤がついているので
作業効率も良い!
。。。のですが
・色が選べない
・オイルの強い革だとすぐにはがれてしまう
・しばらく使わないとテープの接着剤が劣化してしまう
などなどの理由から基本的には便利だけど、ちょっと困るなー、なんて
ところもmmkにとっては多かったりするのです。
mmkくつはオイルの強い革をよく使うので作業途中ではがれて
来てしまい、その都度張りなおしてイライラしてみたり、また大量生産
しているわけではないので、しばらくテープを使わない、なんてことも多く
久しぶりにテープを使おうと思ったらテープが劣化していてゲンナリしたり、
更に派手ーな色の革を使ってヒモ靴を作っていざヒモ穴を開けたら穴の
断面に全然違う色のテープが見えてちょっとテンション下がったり。。。
などなど。
そこでセコなmmkが目をつけたのが余り革です。
靴は基本的には曲線なので、無駄なく裁断しようとしても必ず
余り革が出てきてしまいます。そんな余り革を細長く切って機械で
機械でぺらぺらにすいて革テープを作ってノリを塗ればあらま、
とっても素敵な伸び止テープの完成〜。

こうすれば革も無駄なく使えるし、色もそろっていて見えないお洒落に心も満足〜。
(本当に誰にも見えないけど。。。)
更にこのやり方だとテープが全然はがれてこないので作業中のイライラも解消!
ちょっと勢いあまってこんな風に色分けしてボックスを作ってみたりとか。

ここまでやると達成感というか征服感?!があるのです、なはは。
まぁ一つ難点は
・革を切る→すく→ノリを塗る→張る
と工程がたくさんあって既成のテープなら5秒ですむところを
3分くらいかかってしまうのですよねぇ。。。
これって得しているようで損しているってやつですかねぇ。。
しかし、しかし、mmkセコプロジェクトはまだまだ続くのです。。。