
今月は同時多発的に靴底修理の依頼を頂いていて、先週末から今日までの
間に各地からすでに5足が集結。どの靴も仕上がった時とは違う、それぞれの
味が出ていていい雰囲気になってます。
これから来週までにまた3足届く予定です。祭だ祭りだー。
以前もこのブログに書いたかもしれませんが、mmk個人的にはモノは
奇麗な状態を保ち続けているよりも、使われることで雰囲気・風合いが
出ているモノの方が見ていて落ち着きます。実際に他の誰かが使っている
もので「素敵だな」って感じるものは長く使い続けているものが多かったりします。
と、いう事を考えながらテレビをつけっぱなししながらパソコン仕事をしていると
NHK教育で「道徳ドキュメント」という番組が始まりました。
今日の放送は「思い出修復します」というタイトル。京都の漆器退修復を
している方のお話でした。その番組の中で職人の石川光治さん(番組としては
「せんせい」ということになってました)が
「自分が直しているのはモノだけではない。それぞれに忘れられない思い出が
つまっている。修復された道具を見たそのときの持ち主の笑顔が大きな
喜びになります」と話す一幕がありました。
修理にお出し頂くと言うことはそれだけ履いて下さっているということ。
大変嬉しく思います。修理だってそれなりのコストがかかるので
「新しいものを買おうかな」となっても良いこのご時世にもかかわらず
修理をして履き続けていただけているということは、それぞれの履き手の
方々の生活の一部になっているってことだなと思い大変身が引き締まります。
靴は履き続けていただいてなんぼのモノなので、思い出になる=履いてない
ってことになってしまうので、お作りした靴は思い出に変わる前にお直し
させていただきますっ。
ちなみに、この道徳ドキュメントと言う番組、小学校5.6年生向けの
年間プログラムなんですが、なかなか的を射た内容が多くて大人がみても
楽しいと思います。もしくはmmkが小学校5.6年ぐらいの精神のままなので
しょうか。。。?
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